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恐るべき16歳A・ファティが1G1A!! バルセロナ、監督交代に揺れるバレンシアを5発粉砕

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1ゴール1アシストのバルセロナFWアンス・ファティ

[9.14 リーガ・エスパニョーラ第4節 バルセロナ5-2バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは14日、第4節を各地で行い、バルセロナバレンシアを5-2で破った。前節でトップチーム初ゴールを決めていた16歳のFWアンス・ファティがまたも1ゴール1アシストの大活躍。FWリオネル・メッシ不在の穴を見事に埋めた。

 ホームのバルセロナはここまで1勝1分1敗の低調な成績。前節のオサスナ戦(△2-2)から先発2人を入れ替え、中盤のMFアルトゥールが今季初先発を果たし、前節でクラブ史上最年少ゴールを決めたA・ファティも初めてスタメンに抜擢された。対するバレンシアは11日にマルセリーノ監督が解任され、アルベルト・セラデス監督の初陣となった。

 すると前半2分、話題の16歳がさっそく結果を残した。右サイドを駆け上がったFWカルレス・ペレスを起点にMFフレンキー・デ・ヨングがハーフスペースでボールを受けると、グラウンダークロスに反応したのはA・ファティ。右足ダイレクトで強烈なシュートを突き刺し、バルセロナが先制に成功した。

 さらに前半7分、今度はA・ファティが左サイドをドリブルで切り裂き、ペナルティエリア内までえぐってマイナス方向へのパスを選択。これにデ・ヨングがダイレクトで合わせ、揃って1ゴール1アシストの結果を残した。バレンシアは27分、FWロドリゴのスルーパスにFWケビン・ガメイロが抜け出し、落ち着いたシュートで1点を返した。

 2-1で迎えた後半もバルセロナが早々にゴールを奪った。6分、FWアントワーヌ・グリーズマンのカットインシュートは昨季までバルセロナでプレーしていたGKやスパー・シレッセンに阻まれたが、こぼれ球を攻撃参加していたDFジェラール・ピケがプッシュ。再びリードを2点に広げた。

 バルセロナは後半15分、開幕節で負傷交代していたFWルイス・スアレスがA・ファティとの交代で実戦復帰。出場3試合目、初スタメンで絶大なパフォーマンスを発揮した16歳にはスタンドから盛大な拍手が贈られた。すると16分、縦パスを受けたスアレスがノーステップで右足を振り抜き、さっそく今季初ゴールを沈めた。

 なかなか有効な打開策が繰り出せないバレンシアは後半22分、MFデニス・チェリシェフとMFイ・ガンインを揃って投入する。それでも37分、バルセロナは波状攻撃からグリエーズマンのパスをスアレスが決めて5点目。バレンシアはラストプレーでFWマキシ・ゴメスが一矢報いたが、突然の指揮官解任に揺れる中で王者相手に大敗を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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