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トゥヘルが今夏のネイマール騒動に言及「パリSG退団に向けて、彼はできる限りのことをやった」

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ネイマールトーマス・トゥヘル監督

 パリSGトーマス・トゥヘル監督は、ネイマールが今夏に退団することを希望していたと明かした。

 2017年夏にバルセロナから史上最高額でパリSGに加入したネイマール。しかし今夏、フランスでの挑戦に終止符を打ち、カンプ・ノウで再びプレーすることを熱望すると報じられ、実際に両クラブは移籍交渉を開始する。しかし、最終的に合意には至らず、今シーズンもパルク・デ・プランスでプレーを続けることが決まった。

 この去就騒動を受け、ネイマール対してサポーターは憤慨。ホームゲームにもかかわらず、同選手へのブーイングやチャントが響き渡り、退団の首謀者とされる父親とともに非難されるバナーが掲げられる。

 トゥヘル監督は『DAZN』でネイマールの騒動について「彼はここに残りたくはなかった。クラブから離れるために彼のできることすべてをやっていた。ただし、それは彼の人気を上げる助けにはまったくならなかった。ファンが憤りを感じることは十分に理解できる」と言及。

 続けて「一方で、コーチとしての私と選手としてのネイマールの関係性が壊れたり、行き違ったりしてはいない。だから、彼を起用することに何ら躊躇いはなかった。彼はプロとしてしっかりとトレーニングを積み、彼の望みが真逆であっても、彼のことを信頼すると決めた」とさまざまな憶測が流れたものの、同選手への信頼が揺らぎることはなかったと主張する。

 14日に今シーズン初出場した一戦で、多くのブーイングを受けながらも、試合終了間際にオーバーヘッドから決勝点をマークするなど指揮官からの期待に応えたネイマールに対して、トゥヘル監督は「彼はファンからのブーイングに耐えなければならない。彼自身がこれを乗り越え、チームとしても乗り越える必要がある」とサポーターの心情を理解し、フィールド上で答えを出し続ける必要があると語った。

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