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[AFC U-16選手権予選]まるで大先輩の“ドラゴン久保”。U-15日本代表FW森本空斗がハットトリック!

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U-15日本代表FW森本空斗(サンフレッチェ広島ユース)が3得点の大暴れ

[9.20 AFC U-16選手権予選第2節 U-15日本代表 8-0 U-15カンボジア代表 ラオス]

 広島の大先輩“ドラゴン”久保竜彦を彷彿とさせる活躍ぶりだった。U-15日本代表が参加中のAFC U-16選手権2020予選(ラオス)第2戦において、FW森本空斗(サンフレッチェ広島ユース)がハットトリックの大活躍を見せた。

「(第1戦に先発した)鈴木大翔が2点取っているので、自分は3点取りたい」とライバルへの対抗心もむき出しに臨んだこの試合は、森本にとっては初めて日の丸を付けて戦う公式戦である。ただ、試合前こそ「君が代を聴いているときは緊張してしまった」と言うが、「試合が始まれば関係なかった」と、立ち上がりからフルスロットルで対戦相手のU-15カンボジア代表に襲いかかった。

 まずは立ち上がりの3分。相手ディフェンスラインの前でボールを受けた状態から「最初はスルーパスを狙った」というボールが相手DFに当たって再び自分の足元へ。これを受けて即座に「ドリブルも得意なので、自分で行こうと思った」と突撃開始。強引に前へと出てシュートコースを作ると、抜き切らない状態からの技巧的なシュートを流し込み、大事な先制点を奪い取った。

 さらに続く15分にもペナルティーエリア手前でのパス回しの流れからエリア内、左寄りでパスを引き出すと左足一閃。「自信がある」という強烈な左足のシュートをGKのニアハイを破る形で突き刺してみせた。単に思い切り打っただけではなく、「事前に監督からGKのニア上を突けと教えてもらっていたので、そのイメージがパッと浮かんだ」という意図した一発だった。

 最後のゴールは試合も終わりかけていた後半43分。自ら左サイドへ展開した流れから、中央で折り返しを受けてのシュートをキッチリ流し込んでハットトリックを達成してみせた。「課題もあるけど、2点で満足することなく3点目を狙い続けられたのはよかった」と振り返りつつ、代表で他のFWと競争しながらプレーすることで「気持ちの面で成長できている」という手応えも感じるゲームとなった。

 元々はFW伊藤翔(横浜F・マリノス)らを輩出したことで知られる東海地方の強豪FCフェルボール愛知の出身。「寮生活でサッカーに集中できるし、去年は日本一にもなっている強いチーム。自分が一番成長できる厳しい環境だと思った」と、広島ユース入りを決断。親元を離れての不慣れな生活をしながら、サッカーに打ち込んできた成果を見せる結果となった。

(取材・文 川端暁彦)
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