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市立船橋の湘南内定SB畑が限られた出場時間で一仕事。FW松谷のプレミア初ゴールをアシスト

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市立船橋高の湘南内定右SB畑大雅は1アシスト

[9.23 プレミアリーグEAST第14節 市立船橋高 3-0 尚志高 グラスポ]
 
 湘南内定のU-17日本代表DFが、限られた出場時間で一仕事をした。左足にテーピングを巻いた市立船橋高右SB畑大雅(3年)は、0-0の後半開始から出場。右サイドで対人守備の強さを見せ、持ち味である抜群のスピードを活かした攻め上がりで会場を沸かせていた。

 そして1-0の後半38分、MF鈴木唯人(3年)のキープから右サイドを駆け上がると、ファーサイドへピンポイントクロス。これをFW松谷昂輝(3年)が右足ダイレクトボレーでゴールを破った。

 松谷のプレミアリーグ初得点をアシストした畑は「『ファー!ファー!ファー!』と言われていたんで、『分かったよ』と思って上げたら決めてくれたので良かったです。あそこまでドンピシャに行くとは思わなかった」と笑顔。足のコンディションは決して良くない様子だが、それでも限られた出場時間で結果を残した。
 
 この試合が3試合ぶりとなる出場だった。前節、チームは柏U-18に1-4で完敗。チームリーダーの一人である畑は「今週一週間みんなが凄くやっていたし、個人個人が声を出すことを僕もやっていたし、みんなもやっていた。この1年で一番良い週だった。やったら週末も良い結果が出たので良かった」と微笑。次戦(10月5日)は流通経済大柏高との千葉ダービーだ。U-17ワールドカップ(10月26日開幕)の活躍も期待される畑だが、まずはチームの勝利に貢献することに集中する。

(取材・文 吉田太郎)
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