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フィオレンティーナ指揮官モンテッラ、リベリに賛辞「彼は常に試合を決定づける選手」

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フィオレンティーナを率いるビンチェンツォ・モンテッラ監督

 フィオレンティーナの指揮官ビンチェンツォ・モンテッラが29日のミラン戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、勝利に歓喜した。

 フィオレンティーナは29日、セリエA第6節でミランと敵地で対戦すると、14分に獲得したPKをエリック・プルガルが沈めて先制。55分にMFフランク・リベリに対する悪質なファウルでマテオ・ムサッキオが退場し、数的有利に立ったフィオレンティーナは、ガエターノ・カストロビッリ、リベリの得点でさらにリードを広げた。80分に1点を返されたが、サンシーロで3-1と勝利を収め、2連勝を飾った。

 今シーズンからフィオレンティーナでプレーする元フランス代表のリベリには、交代の際にミランのサポーターから温かい拍手が送られた。フィオレンティーナ指揮官も元バイエルンMFを称えた。

「今日は彼にふさわしい夜だった。5~6年前の彼とは違うかもしれないが、それでも素晴らしい。並外れた能力を持ち、常に試合を決定づけることができる選手であると言える」

■ミラン戦は「リベンジではない」

 2016年夏からミランを率い、翌シーズン途中に解任された苦い経験を持つモンテッラは、かつての本拠地でもぎとった勝利を喜んだ。

「完璧な試合ではなかったが、サンシーロの5万人の観客を前にミランを倒すことができた。非常に満足している。苦い思い出? いや、ここで勝てたことへの満足感しかない。ミランにリベンジする気持ちは全くなかった。当時は経営陣も違ったからね。(ミランでの経験は)素晴らしい経験だったよ。ミランで指揮を執るチャンスを与えてくれた(元CEOのアドリアーノ)ガリアーニや(マルコ)ファッソーネには感謝している」

 モンテッラの古巣であるミランはこれで3連敗。サポーターは試合終了を前にスタジアムを後にして抗議の意思を示した。フィオレンティーナ指揮官は古巣に同情を寄せた。

「確かに厳しい。だが観客席から抗議の笛が吹かれる状況は、誰にとっても簡単ではない。ミランのことは残念に思う。私が過去に指導した選手もたくさんいる。だが今は移行の時期と言える」

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