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3部降格危機の柴崎所属デポルティボ、地元紙が辛辣批判「手に負えない」

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デポルティボMF柴崎岳

 開幕節を最後に7試合勝ちのないデポルティボは現在、スペイン2部リーグで2部B(実質3部)降格圏の19位に低迷している。地元紙『ラ・オピニオン・ア・コルーニャ』は「デポルティボは手に負えない」という見出しで手厳しい批判を行っている。

「このデポルティボが試合に勝つことができるかを考えることは、エンテレケイア(ほぼ明らかなこと)だ。選手たちが互いに自信を持っていないのか、コーチに対して自信を持っていないのか、彼ら自身に自信を持っていないのか、またはそれらすべてが入り混じったものなのか、とにかくよく分からない」。

 チームは開幕初戦でオビエドに勝利したものの、その後は3連敗の後、4試合連続ドロー。試合ごとに戦い方が安定せず、記事で「アイデアやアプローチが何もない。攻撃や守備の基準がなければ、チームの意図がいかなるものかを解読するにも難しい」という惨状に陥っている。

 ここまで代表活動で離脱中の1試合を除き、先発出場が続いている柴崎についても「日本人がチームメートを見つけられることはほとんどない。なぜなら彼自身の不安に制限されたデポルティボはほとんど全てのことが予測可能だからだ」と厳しい記述。「試合を調和させるための集団的なプランがないことは完全にあらわになっているため、彼が堂々とプレーに関わり、ペースを上げていくべき時だ」と向上を求められている。

 もっともクラブのパコ・ザス会長は現状、フアン・アントニオ・アンケラ監督とカルメロ・デル・ポソSD(スポーツ・ディレクター)を擁護している様子。新加入選手の合流が遅れたことに触れ、「現状の結果が良いものだとは言えないが、コーチ陣の仕事には自信を持っている。彼の解任はフェアじゃない」と述べている。

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