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シャビ監督、アルサッドの決勝進出に絶対的な自信「昨年と同じ過ちを繰り返すことはない」

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シャビ・エルナンデス監督

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は1日に西地区の準決勝第1戦が開催。カタールのアルサッドとサウジアラビアのアルヒラルが対戦する。決戦を前にアルサッドのシャビ・エルナンデス監督は、自チームの決勝進出に大きな自信を抱いているようだ。アジアサッカー連盟(AFC)が同監督のコメントを伝えている。

 昨季のカタール・スターズリーグを制したアルサッドは、今季からシャビが新監督に就任。リーグでは4試合を消化して首位を走っている。

 シャビ監督は準決勝で対峙するアルヒラルについて「この地域で最も強いチームの1つ」と警戒感を示す。そのうえで「厳しい試合になるだろうが、我々は十分に準備している。我々の能力には自信がある」と強気の姿勢を見せた。

 シャビ監督とアルサッドにとって、ACLの舞台はリベンジの場であると考えている。というのも、同クラブは昨季、準決勝に進出しながらもイランのペルセポリスに敗れ、ファイナル行きを逃した過去がある。

「昨シーズンの準決勝で敗れたとき、我々は荒廃した。対処することは非常に困難だった」

 しかし、指揮官は「今回は状況が異なる。同じ過ちを繰り返すことはない」と絶対的な自信を口にしている。

「我々が持っている機会を利用し、それらを最大限に活用しなければならない。自分たちの特徴と勝者のメンタリティを維持する必要がある。ホームでプレーするか、アウェイかにかかわらず、我々はプレッシャーに対処しなければならない」

 西アジアでは最も成功したクラブにも挙げられるアルサッドとアルヒラル。現在、アルヒラルを率いるのはルーマニアの名将、ミルチェア・ルチェスクを父に持つラズバン・ルチェスク監督だ。熱戦が予想される同カードは、ピッチ上だけでなく、両指揮官の采配にも注目が集まる。

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