[10.4 リーグアン第9節 アミアン3-1マルセイユ]

　フランス・リーグアンは4日に第9節を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは敵地でアミアンと対戦。1-3で敗れ、今季2敗目を喫した。酒井は左サイドバックで先発し、今季6度目のフル出場を果たしている。

　直近3試合をドローで終えているマルセイユは、MFディミトリ・パイェが審判への侮辱行為で4試合の出場停止に。もう一人の攻撃の要であるMFフロリアン・トバンも負傷中と攻撃力ダウンの中でアミアンに挑んだ。

　しかし先制はアミアン。前半11分、右サイドからのスローインからクロスが上がり、ファーサイドのDFハイタム・アレーサミが左足で合わせる。GKスティーブ・マンダンダにはじかれるも、ゴールラインテクノロジーによりラインを割っていることが認められ、アミアンのゴールとなった。

　マルセイユも前半23分に反撃に出る。PA手前でボールを収めたFWダリオ・ベネデットが4人に囲まれながらも狙いすまして右足を一閃。ゴール左隅に突き刺し、今夏加入の新エースが今季5点目で試合を振り出しに戻した。

　だが前半40分、マルセイユは相手のFK時にPA内でファウルをしてしまい、PKを献上。しっかりと決められて前半は1-2で折り返した。

　追いかけるマルセイユだが得点は生まれず。試合終了間際には左サイドの酒井が攻撃を仕掛けるもボールを奪われ、そのままカウンターからダメ押しの3点目を食らった。1-3で試合は終了し、マルセイユは開幕戦以来の黒星に。次節は20日、GK川島永嗣が所属するストラスブールと対戦する。

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