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ロベルト・バッジョの恐ろしい告白「私を殺してくれと…」

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ロベルト・バッジョ氏が衝撃の告白

 元イタリア代表FWのロベルト・バッジョ氏が現役時代、死にたいと思うほど絶望した出来事があったことを明かした。スペイン『ABC』が「ロベルト・バッジョの恐ろしい告白」として同氏のコメントを伝えている。

 バッジョ氏は現役時代にフィオレンティーナ、ユベントス、ミラン、インテルなどで活躍。1988年から2004年までイタリア代表としてプレーし、自国開催となった1990年イタリアW杯の3位、1994年アメリカW杯の準優勝に貢献した。自身がシュートを外してブラジルに敗れたアメリカW杯決勝のPKシーンは、ファンの記憶に残る名場面の1つとなっている。

 イタリアのレジェンドが今でも忘れられない悪夢は、プロキャリアの序盤にあったという。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が主催する「フェスティバル・デロ・スポルト・ディ・トレント」に出席したバッジョ氏は、1985年にビチェンツァからフィオレンティーナへの移籍が決まった直後に負った右膝十字靭帯断裂を振り返り、「その瞬間、母に私を殺すように頼んだ。『お母さん、私を愛していたら、私を殺してくれ』と言ったんだ」と打ち明けている。

 それでも当時のフィオレンティーナは契約を破棄せずに回復を待ち、バッジョ氏は1986-87シーズンに戦列復帰。1988-89シーズンに15得点、1989-1990シーズンには17得点を挙げる活躍を見せ、クラブの期待に応えた。1990年に当時史上最高額でユベントスに移籍することになったが、バッジョ氏は怪我で離脱した期間が長かったにもかかわらず、常に自分を支えてくれたフィオレンティーナのファンには今でも感謝しているようだ。

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