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キャリアを振り返るロナウジーニョ「お金の話が絡んでくると…」

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現役を引退したロナウジーニョ

 元ブラジル代表ロナウジーニョ氏が、コロンビアの首都ボゴタで開催されるエキシビションマッチで“現役復帰”する。『ラプトリー』が伝えている。

 現役を引退した元ブラジル代表のレジェンドFWが、インデペンディエンテ・サンタフェの一員としてプレーする。ジーナ・レイナ・ガルシアCEOは「私たちにとって、ロナウジーニョとともに歩めること、彼にこの国に長くいてもらえることは光栄だ。彼は5日間滞在し、この国の2つの大きなクラブと対戦することになる」と語った。

 華麗なテクニックを代名詞に一時代を築いたロナウジーニョ氏。2002年の日韓W杯優勝を経験し、03年に加入したバルセロナではリーガ・エスパニョーラや欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献。05年にバロンドールを受賞した。15年に在籍したフルミネンセ退団後はフリーの状況が続き、2018年1月に現役引退を発表した。

 輝かしいキャリアを築いたが、バルサ加入前、キャリアをスタートさせたのは母国グレミオ。引退を迎えた胸中を語った。

「僕はとても若い頃、グレミオのユースチームでキャリアを始めてタイトルを制覇した。そしてリベルタドーレスなどでも優勝し、30代でキャリアを終える。多くを達成した人間としてサッカーを離れるんだ。後悔していることはないよ」

「僕らは子どもの頃から、ヨーロッパのビッグクラブに行くことを常に夢見ていた。子どもの頃は、好きなクラブでプレーすること、そして自分が憧れる選手のようになれることを想像するものだ。そしてそこから話は複雑になってくる。お金の話が絡んでくると、あっち(欧州)のクラブは南米にある僕らのクラブよりはるかに強い。だから選手たちがここに残ってプレーするのが難しくなるんだと思う」

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