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C大阪“ジーニアス”柿谷が完全復活!「自分でもびっくりした」豪快ミドルで札幌撃破

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柿谷曜一朗のミドルでC大阪が勝利した

[10.18 J1第29節 札幌0-1C大阪 札幌ド]

 セレッソ大阪が敵地で北海道コンサドーレ札幌を1-0で下した。C大阪は2戦ぶりの勝利。札幌は連敗で4戦勝ちなしとなった。

 先制点は開始早々に決まった。前半6分、MF奥埜博亮の横パスを受けたFW柿谷曜一朗がエリア中央手前から右足を一閃。右隅を突いた勢いのあるシュートが突き刺さり、C大阪がスコアを動かす。5試合連続先発出場の柿谷は、4月5日の川崎F戦以来となる23戦ぶり、196日ぶりとなる今季2ゴール目を奪った。

 C大阪は直後の前半12分にもMF水沼宏太の斜めのグラウンダーパスがDF網をすり抜け、フリーで走り込んだFWブルーノ・メンデスにピタリ。しかしダイレクトで合わせたシュートはGK菅野孝憲の好セーブに阻まれ、追加点にはならない。

 反撃したい札幌だったが、前半24分にMF宮澤裕樹が負傷交代。FWジェイやMFチャナティップを故障で欠いている状況にさらに追い打ちがかかる。ならばとセットプレー。同27分にDF福森晃斗がゴール前のFKから左足を振り抜くが、GKキム・ジンヒョンの好セーブに防がれてしまった。

 ただC大阪にも後半18分にアクシデント。ブルーノ・メンデスが左足を抑えて倒れ込んでしまう。そのままFW鈴木孝司と交代。互いに負傷で交代カードを切ることになる。しかし前節鹿島に惜しくも敗れて連勝が5で止まったものの、好調を維持したいC大阪は動じない。札幌は合計14本のCKを蹴って同点ゴールを目指すが、最後までC大阪の守備網が崩れることはなかった。

 復活エースの千金弾を守り抜いたC大阪は勝ち点を49に伸ばした。「僕にしては珍しい、ペナルティエリアの外からのゴールだったので、自分でもびっくりした」とおどけた柿谷だが、「勝利に繋がって良かった」と満面の笑み。「今日は1-0で勝ちましたけど、それ以上の価値があるんじゃないか」と5試合ぶりの無失点に手ごたえを語ると、「欲を言えば前節も勝って上位争いをしたかったけど、ちょっとでも上に順位を上げるために、残り試合を戦っていきたい」と力を込めた。

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