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[MOM2997]帝京MF深澤大輝(3年)_ひたむきに努力続けてきたボランチ、10番背負って躍動

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帝京高の10番MF深澤大輝が選手権予選で躍動

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.19 選手権東京都Aブロック予選2回戦 青山高 0-6 帝京高 駒沢2]

 怪我に苦しんできたMFが、名門の10番を背負って躍動した。帝京高のMF深澤大輝(3年)はこの日、「運動量、ハードワークとか意識してやっていた」というプレー。ボランチの位置で攻守に渡ってボールに絡み続け、2アシストも記録した。

 まずは前半5分、右サイドからのクロスボールを大外のFW佐藤悠生(3年)に通して先制点をアシスト。「しっかり相手の位置とかスペースとかゴールを見て、しっかりクロスまで上げて良いアシストができたと思います」という会心のアシストで乗った深澤は、運動量多く味方をサポートし、さばき役とラストパスの配球役としても機能していた。

 前半終了間際にもゴール方向に向かう動きから、FW高橋岳(3年)の抜け出す動きを見落とさずにスルーパスを通し、再びアシストした。この日は鹿島アントラーズつくばジュニアユースからのチームメートであるMF石川航大(3年)とダブルボランチを組み、互いに良さを引き出し合いながらの80分間。深澤は「いつものように。自分が調子良いときくらいにできたのかなと思います」と頷いていた。

 深澤は股関節の怪我から7月に復帰。日比威監督が「人一倍走るし、下のカテゴリーにいても腐らずに続けていた」と評し、本人も「(Bチームで)一生懸命やって自分が引っ張っていくという気持ちでやっていました」という。その深澤は、夏休みが終わってからAチームに昇格し、大事な選手権予選初戦で先発フル出場を果たした。

 10番は予想外。半年前に想像することができなかったようなチャンスを得ている深澤は、「本当に自分でもびっくりしましたし、でも凄く嬉しくてやってやろうと思って挑みました」。この日、指揮官も認めるプレーで勝利に貢献した深澤は、また練習からひたむきにアピールを続けて次のチャンスを掴む。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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