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首位争いリードした鹿島、“鉄人”セルジが復帰戦V弾「100%の状態だと証明できた」

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価値ある決勝ゴールを決めた鹿島アントラーズFWセルジーニョ

[11.1 J1第30節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 頼れる助っ人が帰還まもなく結果を出した。鹿島アントラーズFWセルジーニョはJ1第31節浦和戦の後半27分、角度が少ないペナルティエリア右端で波状攻撃のこぼれ球に反応。「上に蹴ることを狙った」という精密なシュートでゴールの“天井”を射抜き、待望の先制点を奪った。

 今季は開幕から公式戦全試合に出場していた“鉄人”だったが、10月6日に行われた第29節のC大阪戦で左ハムストリング筋を負傷。離脱していた約1か月の間、鹿島はルヴァン杯準決勝で川崎Fに敗れてタイトルを逃し、リーグ戦でも降格圏に沈む松本と引き分けるなど、苦しい戦いを続けていた。

「代わりに出ていた選手が一生懸命にやってくれたし、だからこそ首位で居続けることができている」。チームメートをそうフォローしたセルジーニョだったが、自身が求める居場所はやはりピッチの上。「皆さんは上で見たほうが分かるというかもしれないけど、中のほうが分かりやすい。何より感じることが必要だから」と語る。

 そんな24歳はこの日、ベンチからのスタート。「監督からは途中出場で使うと言われていたのでその準備をしていた」。そう告げられていたとおりに出番は後半20分、0-0の状況で訪れた。「前線で土居との動き出しを合わせてほしいと言われた。また毎試合、シュートを打ってほしいと言われている」。指示は明白だった。

 するとわずか7分後、あれだけ拮抗していた試合が動いた。セルジーニョ、MFレオ・シルバのクロス攻勢によって一方的な波状攻撃を導くと、FW伊藤翔の落としに反応したMF土居聖真のシュートはGK福島春樹がファインセーブ。しかし、最後はいち早くボールに反応した背番号18が“天井シュート”で沈めた。

「上に蹴ることを狙った。狙いどおり決まった」。そう振り返ったゴールで得点ランキング首位と2点差に迫る今季12点目。それでも「まずはタイトルを勝ち取ることが重要」と得点王は意識していないという。「これで次の試合は100%の状態だと証明できた」。見据えるのはクラブの頂点だけ、常勝軍団に頼れる助っ人が帰ってきた。

(取材・文 竹内達也)
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