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ポチェッティーノ、A・ゴメスの負傷に「フットボールが1番重要ではない」ソンの一発退場には疑問も

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一発退場となったトッテナムFWソン・フンミン

 トッテナムマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、エバートンのMFアンドレ・ゴメスが負傷した場面について言及した。

 3日に行われたプレミアリーグ第11節でトッテナムは敵地でエバートンと対戦。1-0で迎えた77分、FWソン・フンミンは後方からA・ゴメスにスライディングを見舞い、一発退場。エバートンMFはこのプレーで足を痛め、担架で運び出されてピッチを後にした。なお、エバートンが終盤に同点ゴールを挙げて、試合は1-1のドローに終わった。

 A・ゴメスの負傷を受け、エバートンの選手たちは頭を抱えて不安そうに見つめ、負傷のきっかけになったスライディングを行ったソン・フンミンはショックのあまり、涙を流す場面が確認されていた。ポチェッティーノ監督も試合後、イギリス『スカイスポーツ』で結果よりも真っ先にポルトガル代表MFの状態を心配した。

「とても残念に思う。本当に最悪な状況で、彼があのように足を痛めてしまったのは不運だった。我々には彼の無事を祈ることしかできないし、我々全員もあの場面に相当なショックを受けている。フットボールが一番大切なものではない。我々だって、とてもひどい気分で、残念に思うし、打ちひしがれている」

 また、レッドカードを提示されたソン・フンミンについて、同指揮官は「彼は相当落ち込んでいた。とても困惑してしまうシチュエーションで、平静を保つことなどできない状況だった」と韓国代表FWの心情を察し、意図的なプレーではなかったと擁護した。

「後から、テレビであの場面を見たが、決して意図したものではなく、あのような結末を迎えるようなタックルではなかった。アンドレとエバートンは本当に不運だった。それに、ソニーへのレッドカードで事態を収拾することもフェアではなかったと思う」

 一方、エバートンのマルコ・シウバ監督は、ゴメスの負傷の程度について「彼は病院に行ってしまった。我々のメディカルスタッフに任せている」と段階では不明の様子。続けて「酷いケガを負ったが、今まで以上に逞しくなって帰って来ると100%確信している」と話し、他の選手たちもショックを受けていると明かした。

「あれは我々とチームにとって最悪の瞬間だった。フットボールの試合以上のものだった。アンドレと家族にできる限りのサポートを届けたい。選手たちみんなが悲しんでいる。ドレッシングルームでは難しい時間だった。しかし、試合終盤で選手たちの示したスピリットは良いの答えになったと思う」

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