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「まさにジーニアス」柿谷が6年ぶり月間ベストゴール! J2は俊輔・黄金の左足弾! J3は北九州の20歳高橋大悟!

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FW柿谷曜一朗が2013年以来3度目の受賞に

 Jリーグは8日、各月のリーグ戦において最も優れたゴールを表彰する『月間ベストゴール』10月度の受賞ゴールを発表。J1はセレッソ大阪のFW柿谷曜一朗によるJ1第29節・北海道コンサドーレ札幌戦(○1-0)の決勝弾に決まった。同ゴールは12月8日開催の『2019Jリーグアウォーズ』で表彰される『年間最優秀ゴール賞』のノミネートゴールとなる。

 柿谷は前半6分、柿谷がPA手前の横パスを右足ダイレクトで一閃。スピードに乗ったボールは綺麗な弧を描きながらゴール右隅に突き刺さった。原博実選考委員は「美しいゴール」と、寺嶋朋也委員は「ボールを止めずにダイレクトで打ちにいった判断と、あのコースにねじ込む技術はまさにジーニアス」と絶賛した。

 柿谷はJリーグを通じ、「この試合は開始からいいところでボールを受けられていたし、 流れが良かったのでゴールを狙えるかなと思っていました」と狙い通りだったことを明かす。「最初のシュートシーンだったので、思い切ってシュートした結果、トレーニングしてきた通り崩せた形でゴールできて良かったです」と振り返っている。

 なお、柿谷の受賞は3度目。これまで2013年5月、11月と2度受賞しており、6年ぶりの栄誉となった。

 J2は横浜FCのMF中村俊輔が17年4月以来となる7度目の受賞。J2第38節・東京V戦(○2-1)の前半26分、FW皆川佑介の落としを左足で一閃し、真っ直ぐな弾道でゴールに突き刺した。「あのボールを一瞬で見極め、あのコースに決めた。俊輔の技術があのシュートに凝縮されている」(原委員)、「黄金の左足、いまなお健在」(北條聡委員)と選考委員からも興奮の声が集まった。

 中村はJリーグを通じ、「その他にもたくさんの素晴らしいゴールがあったと思うので、自分が受賞してもいいのかなと少し思っています」と謙虚な姿勢。「今回だけに限らず、これからも皆さんの記憶に残るようなゴールを決められるように練習から取り組んでいきたいと思います。そしてチームをJ1昇格へと導けるよう頑張っていきます」と決意を語った。

 J3はギラヴァンツ北九州の20歳MF高橋大悟が初受賞。J3第26節・いわてグルージャ盛岡戦(○2-1)の前半2分、高橋はPA右の深い位置で相手のスライディングタックルをかわし、限られたシュートコースの中で相手GKの頭上を越えるループシュートを華麗に決めた。

 原委員は「テクニックのアイディアも素晴らしい」と評価し、寺嶋朋也委員は「エリア内での落ち着きが光ったゴール。相手を巧みにかわし、ここしかないというコースに鮮やかに蹴り込んだ」とその冷静さも称えた。

 高橋はJリーグを通じ、「このような賞をいただけて嬉しいですし、初めてのことなので忘れられないものになると思いますし、また取れるように頑張りたいです」と喜びを語る。「ゴールについては、試合の立ち上がりだったので思い切ってシュートを打った結果、入ってくれてよかったと思います」と得点シーンを振り返った。








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