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岡崎城西が17年ぶり選手権に王手! 1点守り熱田との“古豪対決”軍配:愛知

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応援団と歓喜を分かち合う岡崎城西

[11.9 高校選手権愛知県予選準決勝 岡崎城西1-0熱田 パロ瑞穂]

 第98回全国高校サッカー選手権愛知県予選は9日、パロマ瑞穂スタジアムで準決勝を行い、第2試合は岡崎城西高が熱田高に1-0で勝利し、7年ぶりに決勝進出を決めた。“古豪対決”を制し、17年ぶり王座奪還に王手。16日の決勝では愛工大名電高と対戦する。

 新人戦を制覇し、総体予選は準優勝の岡崎城西が選手権出場にあと一勝と迫った。この日は4-1-4-1の布陣を採用し、連動してパスを動かす。MF小椋遥矢(3年)やMF江澤志遠(3年)がギャップに入って決定機を作るため、熱田は10番エース小椋を警戒。序盤は主将のMF平野公聖(3年)をマンマーク気味につけて起点を封じようとした。

 5バックでブロックを敷く熱田の堅守に苦しんだが、岡崎城西はMF若槻唯杜(3年)が鋭い切り返しと突破力で左サイドを何度もえぐる。前半19分、熱田はカウンター攻撃からFW葉栗悠大(3年)が持ち上がり、DF井樋口朝陽(2年)が右クロスを配給。しかし、これがクリアされると、前がかりになった裏のスペースを突かれた。

 前半20分、クリアボールに競った若槻が頭で前のスペースに送ると、センターサークル内でボールをおさめたFW細野晃平(2年)が一気にカウンターへ。スピードに乗ったドリブルで持ち上がり、エリア内に侵入。PA内右角度のない位置から右足を振り抜き、ファーサイドの隅に流し込んだ。

 先制に成功した岡崎城西は前半28分、MF小林泰嘉(3年)のパワーある左足ロングシュートが枠内を捉えたが、好反応を見せたGK上田雄太郎(3年)が阻んだ。攻撃を畳み掛け、34分には若槻の強烈なシュートがポストを直撃。高い位置を取った左SBの澤田一輝(3年)と若槻のワンツーから崩す好機もあったが、GK上田から追加点を奪えず、そのまま後半に突入した。

「前半はオーバーペースだった」と金重卓広監督が言う通り、後半は失速した岡崎城西。両アウトサイドが高い位置を取った熱田の反撃に晒されたが、GK鈴木亮也(3年)を中心に最後まで耐え凌ぎ、1-0で逃げ切った。決勝戦では後半に見えた課題を修正し、選手権の舞台へ。主将の澤田は「自分たちのサッカーをして全国に行きたい」と闘志を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

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