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「これが本当の話」ベンゲルがバイエルン就任消滅報道を否定…週明けにも正式交渉へ

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バイエルンと交渉することを明かしたアーセン・ベンゲル

 アーセン・ベンゲル氏が次週にバイエルンと交渉することを明かした。

 今季、ここまで波に乗れないバイエルンは、3日にニコ・コバチ監督を解任。現在は暫定的にハンシ・フリック氏が指揮を執っているが、正式な新指揮官は依然として未定で、ベンゲル氏やジョゼ・モウリーニョ氏、マッシミリアーノ・アッレグリ氏などビッグネームが候補に挙がっている。

 昨夏にアーセナルを退任して以降、無所属の続くベンゲル氏も有力候補の1人として考えられており、一時は『ビルド』の記者が本命と伝えていた。しかし、その後に同メディアがバイエルンに問い合わせたところ「アーセン・ベンゲルはカール・ハインツ・ルンメニゲ(CEO)と水曜日に電話で話し、就任に関心を示した。アーセナルでの仕事を高く評価しているが、バイエルンの監督としてのオプションはない」との返答を得て、事実上、就任の可能性は消滅したと考えられていた。

 しかし8日、『beINスポーツ』は独占としてベンゲル監督のインタビューを報じる。この中で70歳の名将は『ビルド』の報道を否定し、ルンメニゲ氏との電話でのやり取りや今後交渉予定であることを明かした。

「水曜日の午後にルンメニゲから電話があったが、私は出られなくて、その後電話を掛け直した。しかし、彼はオリンピアコス戦に向かう車の中で、4、5分だけ話をした。彼はフリックをコーチに指名したと言い、土曜日にはドルトムント戦もあるからこれからの2試合を彼に託すと言っていた」

「彼らは新たなコーチを探しているから、彼は私に興味があるかと尋ねてきた。私はそのことについて考えてはいないが、考える時間が必要だと伝えた。私は日曜日の夜までドーハにいるから、私たちは来週に交渉をすることで一致した。これが本当の話だ」

 さらに、バイエルンのクラブ事情についても語ったベンゲル氏は「バイエルンの幸運を祈っている。それと、私にとってシチュエーションははっきりしている」とさまざまな憶測に含みを持たせるコメントを残している。

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