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[MOM3043]富士市立FW進藤克樹(3年)_“フジイチらしく”ドリブルで打開して決勝アシスト

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前半39分、富士市立高FW進藤克樹が右サイドを突破して決勝点をアシスト

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権静岡県予選準決勝 富士市立高 1-0 常葉大橘高 エコパ]

「“フジイチ”(富士市立)の持ち味のドリブルから点を獲れたというのは、色々な静岡の人にも知らせることができたかなと思います」。

 「ドリブル軍団」富士市立高がドリブルから決勝ゴール。そのドリブルで1点をもたらしたFW進藤克樹(3年)は、富士市立の「ドリブル力」を大舞台で実証できたことを喜んでいた。

 0-0の前半39分、進藤は右サイドでボールを受けると、トラップの際に相手DFの軸を逆側に傾けてから縦突破。「一枚目はタイミングで外しました」という進藤はカバーに入ったDFをさらに振り切る形でエンドライン際まで切れ込み、クロスでMF望月太陽(3年)の決勝点を演出した。

 杉山秀幸監督も「ほとんど進藤のゴール」と認めるアシスト。この日、進藤はアシストシーン以外でも2度、3度と縦突破から決定機を演出している。進藤を含めて富士市立の各選手はFC Fujiジュニアユース時代から磨かれてきたドリブルで仕掛けることにチャンレンジしていたが、最も相手をかわしていたのが背番号11。本人も「自分のドリブルは全然行けるな」と実感し、自信を深めていた。

 進藤は6月の静岡県高校選抜選考会で第4中足骨を骨折。約2か月の離脱を強いられた。「若干焦った感じはあったけど、コツコツ練習してドリブルの感覚を戻そうとしてきました」というFWは、自分のドリブルを取り戻し、ピッチで活躍を見せている。

 決勝の対戦相手は8月のプリンスリーグ東海で2得点を決めている静岡学園高。進藤は怪我からの復帰戦だったこの試合で後半途中から出場し、反撃の中心となった。「全国行って自分たちの、富士市立のサッカーをできればと思います」というFWが、全国初出場を懸けた決勝でもドリブルで相手の守りを攻略し、富士市立にゴールと白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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