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未来を見据えるバルサ会長「私たちはポスト・メッシ時代のことも考えている」

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リオネル・メッシがいなくなった後のこと

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、チームの絶対的存在であるFWリオネル・メッシがいなくなった後の構想について語っている。

 長きにわたってフットボールシーンを引っ張ってきたメッシも今年で32歳となり、一時代の終焉は少しずづ迫り始めている。バルトメウ会長はアメリカ『AP通信』とのインタビューで、やがて訪れるポスト・メッシ時代のことも視野に入れながら、クラブ政策を推し進めているとを明かした。

「今後2~3年も、私たちのリーダーはレオ・メッシであり続ける。しかし若手選手たちが台頭していることも、また事実だ。国外からはもちろんのこと、ラ・マシア(バルセロナ下部組織)からもね。私たちはポスト・メッシ時代に向けて準備を進められているし、そのことに大きな満足感を得ているよ」

 バルトメウ会長はまた、メッシが今後もバルセロナと関係を持ち続けるとの考えも示している。

「メッシとの契約は2021年までだが、彼がまだ野心とプレーし続けるための力強さを感じており、全員が合意するのならば、その契約は際限なく延長されるだろう。私はいつも、ブラジルのワン・クラブ・マンであったペレとメッシを比較している。メッシが選手としてのキャリアを終えた後も、このクラブと関係を持ち続けることを確信しているよ」

 その一方で、今季ファンから信用を失い始めているエルネスト・バルベルデ監督については、全幅の信頼を寄せていることを強調した。

「今季、私たちは多くの若手選手たちを獲得したし、こうした時期を乗り越えるためには助け合っていかなくてはならない。私たちは多くの成功をつかんできたベテランの選手たちと若手選手たちを融合させることにおいて、バルベルデこそが理想の監督だと考えている」

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