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[デフフットサルW杯]女子も開幕。日本はスウェーデンから3ゴールを奪うも振り切れずにドロー

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スウェーデン戦でゴールを決めた鳥海(中央)と酒井(手前)(提供:日本ろう者サッカー協会)

【デフフットサルワールドカップ2019】(スイス・ヴィンタートゥール)
デフフットサル女子日本代表3-3(前半2-2)スウェーデン代表

 難聴の人がプレーするデフフットサルのワールドカップ(W杯)が開幕。ブラジルを逆転で下した男子に続き、女子日本代表もスウェーデンと対戦。3-3の引き分けに終わった。2-2で迎えた後半は相手が体格を生かして押し込んでくるプレーに攻め込まれる場面が多く、それでも芹澤育代がファインセーブを連発し、ピンチをしのぐ時間帯が多かった。そんな劣勢の中、後半、酒井藍莉が決めて、勝ち越しに成功したが、すぐにスウェーデンに追いつかれ、逃げ切ることができなかった。

 岩渕亜依主将は試合後、こう明かした。

「ここは勝ち切りたいところでしたが、最低限の勝ち点は取れたのでまずまずのスタートになったのではないかと思います。個人的に悔しいところはたくさんありますが、明日(10日)は切り替えてまたイチから全力でやっていきます」

 3大会連続の出場となる女子日本代表も男子同様、世界一を目標にチーム作りを進めてきたが、大会前から波乱含みの出来事がおきた。当初16か国の参加が予定され、日本はブラジル、アイルランド、イングランドと予選の対戦相手まで決まっていたが、デンマーク、アルジェリア、イングランド、ノルウェーの4か国が出場を見合わせため、組み合わせ抽選をやり直し、スウェーデン、フィンランド、欧州王者のポーランドと相手がすべて変わってしまった。

 山本典城監督はその点についての言い訳はせず、前を向いた。

「初戦という緊張感などいろんな部分で難しい試合になることは想定していましたが、体格の大きさをいかして押し込んでくる相手のプレーになかなか対応できず、自分達の作った多くのチャンスも生かすができませんでした。悔しい内容となりましたがまたすぐに明日負けられない試合が続く。気持ちをしっかりと切り替え、限られた時間で最大限準備したい」

 きょう10日、フィンランド戦で今大会初勝利をあげ、勢いをつけたいところだ。

得点者
[日本代表]
(前半)
鳥海玲奈
阿部菜摘
(後半)
酒井藍莉

先発メンバー
[日本代表]
GK1芹澤育代
FP11酒井藍莉
FP10岩渕亜依
FP6阿部菜摘
FP13鳥海玲奈
監督山本典城

【女子日本代表スケジュール】
≪予選≫
11月09日(土)△3-3スウェーデン
11月10日(日)深夜3:00(19:00)フィンランド
11月11日(月)深夜3:00(19:00)ポーランド(ヨーロッパ王者)
≪決勝ラウンド≫
11月13日 準々決勝ほか
11月14日 準決勝ほか
11月15日 順位決定戦(5位~12位)
11月16日 決勝、3位決定戦
※時間は日本時間、( )は現地時間。スケジュールは変更される場合あり

大会の公式HPはこちら

【女子日本代表選手】
GK1芹澤育代(FOREST ANNEX)
GK12佐藤優(SDFCアレグリーナ)
FP2原田明奈(アスレジーナ)
FP3宮城実来(SDFCアレグリーナ)
FP4田村友恵(LasMaleza)
FP6阿部菜摘(日体大学友会女子サッカー部、日体大FIELDS横浜サテライトB)
FP7川畑菜奈(SDFCアレグリーナ)
FP8宮田夏実(関西学院大学体育会サッカー部女子チーム)
FP9中島梨栄(中野FCアサレア)
FP10岩渕亜依(early.f.t)
FP11酒井藍莉(SAICOLO)
FP13鳥海玲奈(FOREST ANNEX)
FP14中井香那(sonrisa)
FP15一色麻衣(FUSION)

【スタッフ】
監督:山本典城
コーチ:本多さかえ
トレーナー:田場吏
トレーナー:宮澤楓
メンタルトレーナー兼通訳:高橋基成
スタッフ:朝倉ゆり奈

最終メンバーの詳細はこちら

(取材・文 林健太郎)

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