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[関東]流経大が無念の2部降格決定…残る1枠は早大か東洋大に、インカレ出場権争いも最終節へ:第21節

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流通経済大が2部降格決定

 第93回関東大学サッカーリーグ1部の第21節が16日と17日に行われた。流通経済大順天堂大に0-1で敗れ、2部への自動降格が決定した。

 16日に10位の早稲田大が首位の明治大に1-0で勝利したため勝ち点21に。また、最下位の東洋大専修大に2-1で勝利し、勝ち点18の11位に浮上する。勝ち点17の流経大は暫定で最下位に落ち、17日の順大戦で敗れれば自動降格が決定することになった。

 対する7位・順大も全日本大学選手権(インカレ)出場権を懸けて負けられない一戦。息も詰まる戦いは前半を0-0で折り返すと、後半13分に均衡が崩れる。順大はFW旗手怜央(4年=静岡学園高/川崎F内定)が右足ミドルを沈め、先制に成功した。

 追いかける流経大だが、スコアは動かないまま試合終了に。流経大は0-1で敗れて自動降格が決定となり、現12チーム体制となって以来初の降格を味わうことになった。

 流経大の敗戦により9位・専修大の残留が決定した。残る自動降格1枠は10位・早大(勝ち点21/得失点差-13)か11位・東洋大(勝ち点18/得失点差-12)のどちらかに。早大は最終節を引き分け以上で残留が決定。東洋大は勝利が絶対条件で、なおかつ早大が敗れた場合に同勝ち点21となり、得失点差で逆転して残留となる。23日の最終節では早大は専大と、東洋大は中央大と対戦する。

 一方で、インカレ出場権争いも佳境に。首位の明大が総理大臣杯優勝によりインカレ出場が決定しているため、残り5枠は2位から6位の大学となる。すでに2位の桐蔭横浜大、今節に3位決定となった立正大の出場が決定。4位の法政大(勝ち点32/得失点差+7)、5位の筑波大(勝ち点31/得失点差+6)、6位の順大(勝ち点31/得失点差-3)、7位の中大(勝ち点30/得失点差-2)に可能性が残されている。

 最終節は5試合が23日の14時同時キックオフ。明大と桐横大の対戦のみ、24日の12時開始となる。

結果は以下のとおり

【第21節】
(11月16日)
[味の素フィールド西が丘]
桐蔭横浜大 2-2 筑波大
[桐]鳥海芳樹(27分)、下村司(45分+1)
[筑]高嶺朋樹(15分)、知久航介(55分)

明治大 0-1 早稲田大
[早]加藤拓己(65分)

[相模原ギオンスタジアム]
法政大 0-2 駒澤大
[駒]米田泰盛(31分)、桧山悠也(45分+1)

[県立保土ヶ谷公園サッカー場]
専修大 1-2 東洋大
[専]氣田亮真(83分)
[東]前田泰良(15分)、松崎快(34分)

(11月17日)
[フクダ電子アリーナ]
立正大 1-0 中央大
[立]人見拓哉(10分)

順天堂大 1-0 流通経済大
[順]旗手怜央(58分)

●第93回関東大学L特集

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