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完全ホームが重圧に…コロンビアに完敗、U-22代表・森保監督「敗戦は悔しいが…」

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U-22日本代表を率いる森保一監督

[11.17 キリンチャレンジカップ U-22日本代表 0-2 U-22コロンビア代表]

 国内初の強化試合。試合会場となったエディオンスタジアム広島には2万6000人を超える観客が集まり、最高の環境でのお披露目になると思われたが――。

「素晴らしい雰囲気を作って頂いた中で、絶対に勝たなければいけないというプレッシャーになったのか、硬い入りをしてしまった。相手にペースを握られ、難しい試合になった」。森保一監督がそう振り返ったように、試合の入りが悪かった。コロンビアの圧力に屈した部分もあったが、選手たちは「勝たなければいけない」という見えない重圧とも戦っていた。

 そして、その後もエンジンがかからない。A代表に定着するMF堂安律(PSV)とMF久保建英(マジョルカ)が入った2シャドーは、U-22日本代表のストロングポイントとなり得るが、この日は不発。久保は約8か月ぶり、堂安に至っては初めてU-22日本代表に合流したように、「短い活動期間で融合していくところ、合わせていくところは簡単ではないと思っていた」と連係面に課題を残した。

 後半に入って2点のビハインドを背負うと、継続して採用してきた3-4-2-1から、公式戦ではほぼ採用したことのない4-2-3-1へと変更。「タイミングを見てシステム変更をしようというのは試合前から選択肢として持っていた」と答えたものの、流れを変える一手とはならず。攻守両面で見せ場をつくることなく、0-2の完封負けを喫した。

「今日の雰囲気を作って頂いた中で、東京五輪の本大会は非常に難しい戦いになる入りとなる。もっとメンタルを強くして、我々がアグレッシブに戦えるようにならなければいけないと、学びの場になったと思う」

 指揮官は常々、「東京五輪で金メダルを目指す」と語ってきており、コロンビア戦前日の公式会見でも口にした。0-2と完敗を喫し、不完全燃焼に終わったコロンビア戦後には、「我々が持っている目標が、私だけのものなのか、チームで共有しているものなのかを選手たちに話した」と選手たちの意識を確認したようだ。そして、「選手たちも今日の敗戦は悔しいが、東京五輪で金メダルを獲得するためにやっていくということ、力をつけていくということは共有してきた」とチームは同じ方向を向き、東京五輪への道を再び歩み始める。

(取材・文 折戸岳彦)
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