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ユーベは23日に強敵アタランタと激突…サッリ監督「C・ロナウドはコンディション不良」

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マウリツィオ・サッリ監督が前日会見に臨んだ

 ユベントスは23日、敵地でセリエA第13節・アタランタ戦を迎える。マウリツィオ・サッリ監督が前日会見に臨み、昨季躍進を遂げた強敵について語った。22日、クラブ公式サイトが伝えている。

 アタランタは昨季大躍進。クラブ史上最高位となる3位に入り、史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権も獲得した。ユベントスとは2度のリーグ対戦でともにドロー。今季は欧州CLでも苦戦し、リーグ戦では直近3試合で2分1敗を喫するも、ユベントスにとっては油断のできる相手ではない。

 サッリ監督はアタランタの危険性を認識し、会見で「ペップ・グアルディオラがアタランタとの対戦をうまく表現していた。彼らと対峙するのは歯医者に行くようなものだと」と名将の表現を借りる。グアルディオラにとって“苦手”とされる強敵だったことを挙げ、「彼らは技術に優れ、アグレッシブさもある。特にアウェーでは簡単ではない相手だ」とアタランタを評価した。

 リーグ戦で不調を訴えたものの、ポルトガル代表では活躍を見せたFWクリスティアーノ・ロナウドはアタランタ戦では欠場が濃厚。指揮官は「クリスティアーノに説明を求める必要はない。選手は時として、回復して落ち着くための時間が必要だ」と擁護。「火曜日に彼はまだコンディションが良くないと伝えてきた。チャンピオンズリーグでの出場が目標になる」と復帰のめどを口にした。

 サッリ監督体制1年目のユベントスだが、現在10勝2分で首位。しかし勝ち点1差で2位インテルが追いかけている状況でもあり、スクデット獲得のためにチームの完成が急がれる。サッリ監督は自身のチームスタイル確立を狙いつつも、怪我やさまざまな事情に合わせて柔軟な姿勢であることを語っている。

「我々の成長は瞬間の積み重ねによるもので、常に一定ではない。ある種のスタイルを目指しているが、選手たちの特徴に逆らうことはできない。正しい妥協点が必要になる」 

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