[11.23 セリエA第13節 アタランタ1-3ユベントス]

　セリエAは23日に第13節を行い、ユベントスは敵地でアタランタと対戦。3ー1で勝利し、今季無敗を継続させた。

　インターナショナルマッチウィークが明け、ユベントスは昨季リーグ戦で2度勝ち切れなかったアタランタと対戦。4-3-1-2の布陣でFWクリスティアーノ・ロナウドはコンディション不良でベンチ外に。トップ下にFWフェデリコ・ベルナルデスキ、2トップにFWパウロ・ディバラ、FWゴンサロ・イグアインが起用された。アタランタは3-4-1-2の布陣で、トップ下にMFマリオ・パシャリッチ、2トップにFWムサ・バロー、FWアレハンドロ・ゴメスが配置された。

　序盤から押され気味のユベントスは前半16分、MFサミ・ケディラがPA内のハンドでPKを献上。しかしアタランタはバローがPKを蹴るが、クロスバー直撃で先制の機会を逸してしまう。

　ユベントスはその後もピンチが続く。前半23分にはGKボイチェフ・シュチェスニーが好セーブを見せると、同24分にはDFマタイス・デ・リフトがDFハンス・ハテブールのシュートを体でブロックする。26分には胸部を痛めたベルナルデスキが途中交代を訴え、MFアーロン・ラムジーが投入される。

　前半を0-0で折り返すと、アタランタが猛攻を仕掛ける。すると後半10分、ボールをキープしたバローがそのままPA右の深い位置に進入。ファーサイドにクロスを上げ、最後はDFロビン・ゴセンスが頭で押し込み、待望の先制点を決めた。

　その後もユーベは守備に奔走。アタランタの10番“パプ”ゴメスを起点に攻撃を仕掛けられ、自陣から脱することができない。ユベントスは後半13分にMFロドリゴ・ベンタンクールに代えてMFドウグラス・コスタを投入。すると同29分、ディバラ、D・コスタが強引に相手PA内に入り込むと、混戦から一度PA外に出たボールがPA内のイグアインの足下へ。イグアインはすかさず反転して左足シュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。

　さらに王者が意地を見せる。ユベントスは後半37分、ディバラのパスをDFフアン・クアドラードがPAの深い位置で受け取ると、PA中央にグラウンダーのクロスを上げる。すかさず走り込んだイグアインが冷静に右足シュートをゴールに突き刺し、2-1と逆転に成功した。

　試合終了間際にはイグアインのパスからディバラがダメ押し3点目。そのままユベントスが3-1で勝利。アタランタは効果的な攻撃でユベントスを脅かしたが、王者に今季初黒星を突き付けることができなかった。ユベントスは26日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でアトレティコ・マドリーと対戦、アタランタも26日、欧州CLでディナモ・ザグレブと対戦する。

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