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アーセナル、土壇場で追いつくも5戦未勝利…吉田出番なしのセインツは逃げ切れず

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アレクサンドル・ラカゼットの2ゴールも実らず

[11.23 プレミア第13節 アーセナル2-2サウサンプトン]

 プレミアリーグは23日、第13節が行われ、アーセナルはホームでDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、2-2で引き分けた。ベンチスタートの吉田は、最後まで出番はなかった。

 28日にヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦を控えるアーセナルは、9日のレスター・シティ戦から2人を変更。DFロブ・ホールディングとDFセアド・コラシナツに代え、DFソクラティス・パパスタソプロスとDFキーラン・ティアニーを起用した。

 試合は早々に動いた。サウサンプトンは前半8分、敵陣中央の左サイドでファウルを受けると、DFライアン・バートランドが素早いリスタート。これに反応したFWダニー・イングスが裏へ抜け出し、PA左に進入して右足を振り抜く。これが左ポストをかすめてゴールに吸い込まれ、先手を取った。

 だが、アーセナルがすぐさま追いつく。前半18分、左サイドからティアニーがクロスを送り、PA中央でフリーとなっていたFWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足シュート。相手DFに当たってこぼれたボールをFWアレクサンドル・ラカゼットが右足で押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半開始からDFカルム・チャンバースを下げてFWニコラ・ペペを投入したアーセナルは、3バックから4バックに変更する。11分、MFメスト・エジルのパスを受けたティアニーが左サイドからクロスを供給。ペペが左足ボレーを放ったが、しっかり叩きつけたシュートはクロスバーに嫌われた。

 すると、後半25分だった。サウサンプトンは左クロスに反応したイングスがティアニーに倒されてPKを獲得。キッカーのMFジェームス・ワード・プラウズの右足シュートはGKベルント・レノに止められたが、こぼれ球をワード・プラウズ自ら無人のゴールに押し込み、2-1と勝ち越しに成功した。

 1点差のまま迎えた後半アディショナルタイムは7分。その6分にアーセナルが土壇場で追いつく。左サイドからティアニーがクロスを送り、GKアレックス・マッカーシーが弾いたボールをラカゼットが押し込み、2-2でタイムアップ。アーセナルは引き分けに持ち込んだものの、プレミア5試合未勝利(3分2敗)となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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