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試合直後に深夜まで緊急会議…ドルトムント、ファーブル体制の終焉はもはや決定的?

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ドルトムントは監督交代か

 ドルトムントは22日に行われたブンデスリーガ第12節、パダーボルン戦を3-3で引き分けた。ドイツメディアによると、ルシアン・ファーブル監督の更迭はほぼ決定的となっているかもしれない。

 インターナショナルブレイク前の前節バイエルン戦を0-4と完敗し、ホームでの最下位パダーボルン戦が正念場となったドルトムント。しかし、前半に3回のカウンターから3失点を献上。ハーフタイムには3人の交代枠を使い切り、後半アディショナルタイムにFWマルコ・ロイスが劇的な同点弾を決めて追い付いたが、サポーターのブーイングは止まらなかった。

 ファーブル監督は試合直後、「全員で分析する。そうする必要性が非常に高い。このまま続けてはいけない」とコメント。地元紙『ルールナハリヒテン』によると、シグナル・イドゥナ・パルクのロッカールームで同監督はコーチ陣、チームのリーダーであるDFウカシュ・ピシュチェク、主将のロイスとともに2時間ほどのミーティングを行い、自身は深夜1時過ぎまでにスタジアム内に残ったという。

 一方、ドイツ紙『ビルト』が報じたところ、パダーボルン戦について「多くは話さない。前半は完全に論外だった。観客に謝罪しなければいけない内容だ」と不満を示していたミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、ハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営者)や顧問弁護士のロビン・ステーデン氏、弁護士のティーロ・イグベックス氏とともに2時間ほどの緊急会議を開いた模様。

 同紙は、ファーブル監督の解任が決定したとの見方に加えて、現地時間27日のUEFAチャンピオンズリーグ・グループF第5節バルセロナ戦(アウェー)がドルトムント指揮官としてのラストマッチとなる見通しだと伝えている。

 なお『シュポルト1』曰く、24日に年次総会を控えるドルトムントでのファーブル監督の立場は「これまでのなかで最悪」とのこと。バルセロナ戦の内容や結果はどうあれ、もはや監督交代が既定路線と見られているようだ。

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