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“そこにいる”に意味がある…ご褒美パス決めた横浜FM遠藤「チーム内で共有がある」

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4点目を決めた横浜F・マリノスFW遠藤渓太

[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 後半36分にピッチへ送り出されると、8分後にご褒美のようなパスが訪れた。横浜F・マリノスの4点目を決めたFW遠藤渓太は「99%エリキのゴール。あそこで誰でも3点目を取りに行くのが普通だと思うけど、冷静に横にパスをくれたことに感謝したいと思うし、僕はあそこにいただけ」とパスを出したFWエリキに感謝した。

 それでも“あそこにいる”ことに価値を置くのが現在の横浜FMだ。ピッチ内で緻密な位置取りが定められている中、しっかり走り込んでいた遠藤も「今年のゴールを振り返ってもらえればわかると思うけど、取るべくして点を取っている。エリキが2点目を決めたシーンもそうだけど、あそこにいれば点が取れるというチーム内での共有がある」と手応えを語った。

 自身のゴールで川崎フロンターレにとどめを刺し、ついに優勝まであと一つのところまで来た。「ここで勝てないチームがリーグ優勝できるとは思っていなかったし、自分たちのサッカーをした上で、まぐれではなかった。自信を持って最終戦に臨める」。中学時代からクラブ所属10年目、22歳の若武者が愛するマリノスにタイトルをもたらす。

(取材・文 竹内達也)
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