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“個人連覇”目前の横浜FM朴一圭、転機は前回FC東京戦「緊張してブルブルしながら…」

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横浜F・マリノスGK朴一圭

[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 昨季は前所属のFC琉球でJ3制覇を経験した横浜F・マリノスGK朴一圭は、チームをまたいでのリーグ連覇まであと一つのところまで来た。最終節のFC東京戦は首位で迎える直接対決。「自分としては願ったり叶ったりのシチュエーション」と前向きに臨んでいく構えだ。

「個人で考えると去年J3優勝させてもらって、今年はJ1でも試合に出させてもらって、いま優勝できる可能性が残っている。いろんな方に夢と希望を与えられる試合になると思う。縮こまって何かをやるより、自分らしいプレーをして、いろんな人に感動を与えられる試合をしながら、チームとして勝利を勝ち取って優勝したい」。

 朴自身そう振り返ったように、最終節は個人での“リーグ連覇”がかかった一戦。2012年に当時JFLの藤枝で社会人キャリアをスタートし、翌13年には地域リーグの関東1部・FC KOREAでプレーしていた29歳にとって、J1優勝チームの正GKという立場は夢のような肩書きだ。

 それでも優勝争いを繰り広げる現状において、過度は緊張感は一切ないという。その要因に挙げたのは6月29日に行われた第17節・FC東京戦での経験。チームは前半15分に先制したが、直後に自らのキャッチングと飛び出しのミスで次々に失点し、首位争いを2-4で落とした一戦だ。

「FC東京戦で2-4で負けた時に結構あがっちゃって、緊張してブルブルしながらサッカーしていたけど、その経験があったのでリラックスしてゲームに臨めたというか、すごく冷静にプレーができた。何をしないといけないのかを整理できたのが一番大きかった」。2連覇王者の川崎Fに挑んだこの日、FC東京戦のような気持ちの揺らぎはなかったという。

 前節で今季初めて首位に立ち、追われる立場で迎えた最終盤。独走状態だった昨季の経験もあってか、朴は「首位のほうが絶対に楽」と語る。「何かを変えるとか、プレッシャーとか、追われる立場とか、いろいろ書かれていたけど、自分たちが一日一日練習に取り組んで、次に来た試合に対して全力で勝ちを取りにくという作業を繰り返すだけ」と驚くほど冷静だ。

 そんな守護神に支えられたチームは川崎Fを4-1で粉砕し、王座交代を印象付けた。「自分は今季イチかなと思う。試合を重ねるごとに成熟していて、何をしないといけないかがはっきりしている。今日はすごく難しいビッグゲームの中でも発揮できたのがすごく大きな成長」。ならば、最終節もすべきことは変わらない。夢舞台のシーズンを送る守護神は「これを最終節も続けられれば自ずと結果はついてくる」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)
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