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京都内定の帝京長岡MF谷内田が意識するこれまでとの変化、これからの変化

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帝京長岡高の京都内定MF谷内田哲平主将

[12.1 選手権新潟県予選決勝 帝京長岡高 1-0 日本文理高 デンカS]
 
 京都内定の注目パサーはこれまでと異なる姿を見せ、さらに違う姿を見せようと意識している。帝京長岡高のMF谷内田哲平主将(3年)はこの日、ボランチの位置でゲームメーク。序盤押し込まれる中でのスタートだったが、左サイドからスルーパスを連続で通して流れを変えた。

 その後もプレースキックで味方にピタリと合わせるキックを見せ、ビルドアップの部分でも違いを見せていた谷内田だが、この日は会心のゲームとは言えない80分間に。後半9分、帝京長岡は右サイドから鮮やかな崩しを見せたが、谷内田の右足シュートはクロスバーをかすめて枠上へ外れてしまう。

 谷内田は16分にもゴール前で巧みにボールを収めて反転シュート。だが、この一撃もポストのわずか左へと外れてしまう。どちらかの決定機で決めていれば、試合を決定づけることができただけに「全国大会では決めれるように」と苦笑。そして、「アシストは自然とできると思う。ゴールをもっと獲れるようにしたい」とよりゴールを決める力を身につけ、試合を決めるプレーをすることを誓った。

 プロの世界に飛び込む選手としてこれからも貪欲に変化を求めていく。一方で谷内田はこれまでと異なる姿も見せた。本人はインターハイ予選敗退をきっかけに、よりチームのためにプレーするようになったことを認める。

 プレースタイル自体は変わっていないが、「みんなが気づかないところに気づける選手になったのかなと思いますね。調子が良い選手を使ってあげるとか、調子が悪い選手だったら出すボールを考えたり、速くサポートしたり、そういうところを気づいてやってこれたなと思います」と自己分析する。

 より周囲に合わせてプレーし、味方の良さを引き出すことでチームのサッカーをよりレベルアップさせている。その中で発揮する強弱自在のスルーパスや組み立てる上でのコントロール、パスはやはり絶品。よりチームのことを考え、感性を研ぎ澄ませながら戦うMFが、チームの勝利のために自身の才能を全国で存分に発揮する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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