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2部最下位デポルティボ、涙の20試合ぶり白星…柴崎岳は古巣対決もメンバー外

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20試合ぶりの勝利を挙げたデポルティボ

[12.20 スペイン2部第21節 デポルティボ2-1テネリフェ]

 スペイン2部リーグは20日、第21節を行い、MF柴崎岳所属のデポルティボテネリフェを2-1で下した。後半アディショナルタイム5分にFWペル・ノラスコアインが劇的な決勝弾。開幕節の白星を最後に19試合勝ちがなく、最下位に沈んでいるデポルティボがようやく長いトンネルを抜け出した。

 試合は前半21分、早い時間帯にPKを失敗していたデポルティボが先行した。右サイドを駆け上がったFWママドゥ・サネのクロスをFWクリスティアン・サントスがダイビングヘッドで叩き込んだ。

 その後は守勢が続くも、GKダニ・ギメネスのビッグセーブで耐え凌いだデポルティボ。ところが後半44分、DFフランシスコ・モンテーロのハンドでPKを与えてしまい、これをFWスソ・サンターナに決められ、またも終了間際に追いつかれる。

 この日も勝ち星から遠ざかると思われたデポルティボだったが、最後の最後で奇跡が起きた。後半アディショナルタイム5分、右からのコーナーキックをMFアゲル・アケツェが左足で蹴り込むと、中央で合わせたのはP・ノラスコアイン。強烈なヘディングシュートで勝ち越しに持ち込み、20試合ぶりの歓喜に涙を流す選手も見られた。

 なお、柴崎にとっては2016-17シーズンに所属していた古巣との一戦。今月11日のトレーニングで左足を負傷したと報じられており、この日もメンバー入りできず、2019年の最終戦をメンバー外という立場で締めくくった。

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