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30歳を超えてから目指したJリーガー…“長友佑都元マネージャー”の水戸DF近藤が契約満了

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 水戸ホーリーホックは8日、契約期間の満了に伴い、DF近藤慎吾(32)と2020年シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 近藤は明治大時代に特別指定選手として横浜FCに在籍。公式戦の出場はなく、大学卒業後は明治大学専門職大学院、野村證券株式会社を経て株式会社オフィス長友に入社し、日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)のマネージャーを担当していた。

 転機は2018年12月。長友が代表取締役社長兼CEOを務める株式会社Cuoreの『Jリーガー挑戦プロジェクト』により、「長友佑都元マネージャー近藤慎吾Jリーガーへの挑戦」と銘打ってJリーグを目指すことになる。

 当時、Cuoreの公式サイトを通じて「長友、弊社が唱える30才を超えて全盛期を迎える事を体現できるように日々努力をしていきます」と語っていた近藤。エリース東京(東京都1部)から水戸への練習参加を経て、2019年3月にアマチュア登録で加入した。

 しかし、2019年シーズンはJ2リーグ戦、天皇杯ともに出場はゼロ。1年でクラブを去ることになった。

 近藤は退団にあたり、水戸のクラブ公式サイト上で次のようにコメントしている。

「日頃より多大なる支援を頂いたパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そして、アツマーレやスタジアムで応援してくださったファン・サポーターの皆様に心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 また、2月の練習参加から、異色の経歴の僕を受け入れて下さった、関係各部署、そしてチームメイトの皆に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。一年掛けて、試合出場という成果で加入に至るまでご尽力いただいた方々に結果で報いる事が出来なかった事が残念です。2020シーズン、違う環境でプレーの機会を得られたら、プレーする姿で水戸で関わった皆さんに恩返しが出来ればと思っています。

 一年間、本当にありがとうございました。

 これまでの経験、昨年の経験、これからの経験を活かして、絶対にスポーツ界、ビジネス界に貢献出来る人間になります。最後になりますが、フロントスタッフ含めて大きな改革期を迎えた水戸の一員として過ごした一年間は本当に楽しく、僕にとって特別な時間でした。ありがとうございました」

以下、クラブ発表プロフィール

●DF近藤慎吾
(こんどう・しんご)
■生年月日
1987年2月23日(32歳)
■出身地
神奈川県
■身長/体重
170cm/68kg
■経歴
南林間中-エスコラピオス学園三重海星高-明治大-エリース東京-水戸
■出場歴
なし

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