beacon

「戻ってくるつもりでずっと…」2年半ぶり浦和復帰MF伊藤涼太郎、“重みのある”13番継承

このエントリーをはてなブックマークに追加

浦和に復帰したMF伊藤涼太郎

 武者修行を終え、浦和レッズに帰ってきた。作陽高から2016年に浦和に加入し、水戸、大分に期限付き移籍していたMF伊藤涼太郎が2年半ぶりに復帰。レンタル中も浦和の全試合を見ていたという21歳は「このチームに戻ってくるつもりでずっとプレーしていました。埼玉スタジアムで活躍する姿を早くみなさんに見せたい」と意欲を燃やした。

「レンタルで試合に出してもらって、何よりも試合経験を積ませてもらった。その中でプレーの質、プレーの強度は間違いなくレベルアップしていると思う。得意なドリブルやパスの質だけではなく、回数の部分が成長したと思います」

 その成長ぶりをピッチで示し、チームに還元するつもりだ。昨季の浦和は得点力に課題を抱えただけに、「いっぱいボールに触って、ボールに絡んで、たくさんのゴールを演出したり、たくさんのゴールを決めたい。自分が入ったことでゴール数を増やしたい」とイメージを膨らませた。
 
 “1度目”の浦和では26番、水戸と大分では46番を付けてきたが、新シーズンの背番号は13番に決定。レジェンドの鈴木啓太氏が15シーズンに渡って背負った番号だ。「今まで46番だったんですが、新しい自分をつくっていきたいという気持ちになった。13番は過去に鈴木啓太選手もつけていた、浦和レッズにとって非常に重みのある背番号。自分が付けることで、責任感をより強く感じられる」と覚悟をにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●2020年Jリーグ移籍情報

TOP