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鹿島・興梠が五輪代表の救世主に名乗り

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 鹿島のFW興梠慎三(21)がU-22日本代表の救世主に名乗りを挙げた。鹿島は29日、東京農業大と練習試合を行い、興梠は1得点1アシストの活躍で5-1の勝利に貢献。視察に訪れたU-22日本代表の井原、江尻両コーチにアピールした。
 興梠は右ふくらはぎと右太ももの負傷から最近2試合を欠場していた。だが、日刊スポーツによると、この日は前半18分に胸トラップからボレーでゴールを決め、同34分には左サイドでのドリブルを起点にアシスト。「ドリブルはよかったけど決定力がない。出来は30%」と本人は不満だったようだが、FW森島康仁(20=C大阪)とMF家長昭博(21=G大阪)が出場停止となる11月17日の北京五輪最終予選・ベトナム戦(ハノイ)の代表入りへ十分な存在感を発揮した。
 井原コーチは「次はまたゼロから。メンバーの入れ替わりもある」とチャンスを示唆。6月以来の代表復帰を目指す興梠は「自分の力を100%の力を出すだけの自信はある」と意欲を語ったという。

(文 吉田太郎)

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