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“代役FW”が得点王、そして高校選抜候補入り。“ちょっと”を加えた静学FW岩本は「結果を残していきたい」

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選手権得点王の日本高校選抜候補FW岩本悠輝(静岡学園高3年)。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[1.25 練習試合 日本高校選抜候補 6-4 専修大 時之栖裾野G]

 日本高校選抜候補FW岩本悠輝(静岡学園高3年)は第98回全国高校サッカー選手権で5得点。MF森夢真(四日市中央工高3年)とともに大会得点王に輝いた。

 大会前まではサブだったが、怪我明けのFW加納大(2年)に代わって準決勝まで先発出場し、徳島市立高との準々決勝ではハットトリックの大暴れ。切り替え速く献身的な守備でも貢献度が高く、“代役以上”と言えるような活躍を見せた。ただし、決勝戦は加納が先発復帰したこともあって出番なし。本人は決勝後に悔しさを滲ませていたが、祝福を受ける中で自信となった部分もあるという。

「“ちょっと”は色々な人に言われているので、“ちょっと”は自信を持って良いのかなと」と謙虚なコメント。選手権でゴールを連発中も「自分はハル(加納大)の代わりなので」と引き締めてプレーしていたFWは、得点王になったことで“ちょっと”の自信も加えて日本高校選抜候補に臨んでいる。

 この日は2本目と4本目に4-2-3-1システムのトップ下としてプレー。ボールを引き出す巧さや抜け出す動きを見せ、攻撃のポイントとなる役割を果たしていた。0-2に終わった2本目終了後、チーム内でよりコミュニケーションを取って迎えた4本目は2-0。岩本はチャンスで決め切ることができなかったが、「第3関門(相手の最終ライン)の最後のところで裏の抜け出しとかというところで結構話していた」という成果をチームとして発揮した。

 彼の活躍は多くの高校生に夢を与えるだろう。選手権開幕前は控えだったFWが、選手権得点王に輝き、高校選抜候補入り。そして、岩本は「残りたいです。色々な選手の良いところがあるので、こういうところで盗んでいきたい」と欧州遠征メンバー入りへの意欲も見せている。

 やはりこだわっていくのは結果。「点は獲りたいです。結果が大事になってくるので、点獲ったり、アシストしたり、結果を残していきたい」。ゴールでチャンスを掴んだFWは、高校選抜でも結果を残して欧州でプレーするチャンスも勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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