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ボール支配も完封負け…セティエン体制3戦目のバルセロナが首位陥落危機

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バルセロナが10試合ぶりの敗戦

[1.25 リーガ・エスパニョーラ第21節 バレンシア2-0バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは25日、第21節を各地で行い、首位に立っていたバルセロナバレンシアに0-2で敗れた。キケ・セティエン監督の就任後、公式戦3試合目で初黒星。ボール支配率は75%に迫りながらも10試合ぶりに勝ち点を得られず、今節にもレアル・マドリーに抜かれて首位から陥落する可能性が出てきた。

 就任して以降の2試合と同じく3-1-4-2のシステムで臨んだセティエン監督。この一戦でもFWルイス・スアレスを負傷で欠く中、FWアントワーヌ・グリーズマンとFWリオネル・メッシを2トップに並べ、サイドバックが本職のDFジョルディ・アルバを左サイドハーフで起用するという布陣を続けた。

 新体制初陣で82%を超えるボールポゼッションを記録したのと同様、この日も積極的に自陣からボールをつないだバルセロナ。しかし、最初の決定機はバレンシアだった。前半10分、左サイドからドリブルで切れ込んだDFホセ・ガヤがDFジェラール・ピケに倒されてPKを獲得。しかし11分、FWマキシ・ゴメスのPKはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのスーパーセーブに阻まれた。

 その後は互いに大きなチャンスは少なく、ハーフタイムのスコアは0-0。それでも後半3分、バレンシアが試合を動かした。左サイドでボールを受けたJ・ガヤがクロスを送ると、ピケとJ・アルバがクリアできずにボールはファーサイドへ。これをペナルティエリア右で拾ったM・ゴメスが鋭いキックで狙うと、J・アルバに当たったボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで先制点が入った。

 ビハインドとなったバルセロナだが、ボールを一方的に支配するがなかなかゴールに近づけない。後半27分、グリエーズマンがペナルティエリア外で倒されてファウルを誘うが、メッシのFKはGKジャウメ・ドメネクの横っ飛びに阻まれた。すると32分、バレンシアはFWフェラン・トーレスのパスからM・ゴメスが決めて2点目。そのまま試合が終わり、バレンシアが金星を奪った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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