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移籍組4選手は即先発も「サポーターの心を掴めなかった」「誰が出ても鹿島は勝たないと」

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DF広瀬陸斗、DF奈良竜樹、MF和泉竜司、DF永戸勝也(写真左から)

[1.28 ACLプレーオフ 鹿島0-1メルボルン・V カシマ]

 負ければアジア制覇という大きな目標が潰えるACLプレーオフ。鹿島アントラーズザーゴ監督は重要な一戦に向け、新加入の6選手を先発に抜擢した。昨季の主力選手は1月1日まで天皇杯決勝を戦っており、コンディションの差も踏まえた起用。それでも急造チームでゴールを奪うことはできず、本戦出場権を掴むことはできなかった。

 試合後、ザーゴ監督は「2週間でチームが完成するというのは不可能なこと」と指摘。「言い訳ということではなく、皆さんが評価するのであれば厳しい評価になる」と結果に向き合う姿勢を見せつつも、日本特有の過密スケジュールが影響したことを認めた。また、新加入の選手たちも連係不足を言い訳にはせず。それは指揮官がたたえた「選手たちが一生懸命に取り組んでくれた」という言葉どおりの姿勢だった。

 新天地デビュー戦でセンターバックを担ったDF奈良竜樹(←川崎F)は「結果で全て評価される試合だったし、後ろが踏ん張り切れなかったのは申し訳ない。プレシーズンで試合やっていない中、試合ができれば身体がもっと良くなるという思いはあるけど、ここに向けて準備してきたつもりなのでここで結果を出せなかったのは残念」と敗戦と素直に向き合った。

 またDF広瀬陸斗(←横浜FM)も「この試合は絶対に内容より結果が大事。内容どうのこうのより勝てなかったことが非常に残念」と落胆。MFファン・アラーノと絡んだ右サイド攻撃は脅威となったが、全体的な連係不足に「中で静かな部分もあったし、声を出してどうすればいいのかをピッチ外じゃなくてピッチ内で話し合えたら良かった」と改善点を語っていた。

 MF和泉竜司(←名古屋)は「誰が出ても鹿島は勝たないといけないし、そこが悔しい」と最初のチャンスを活かせなかったことを悔やみつつ、サイドハーフとサイドバックが高い位置で連係する攻撃には手応え。「これで一個タイトルを失ったので悔しい思いはあるけど、やっていくしかない」と前を見据える。

 昨季J1リーグのアシスト王に輝いたDF永戸勝也(←仙台)にとってはクロスを上げようにもゴール前に人員が少ない苦しい展開となったが、「中に人数欲しいというのは気持ちとしてあるけど、僕のミスもあった。一人しかいなくても通せれば1点という場面があった」と言い訳にはせず。「自分にベクトルを向けて修正していければ」と意気込んだ。

「下を向いても何も始まらないので、また次に取れるタイトルを目指してしっかり戦っていきたい」(奈良)。「なかなかサポーターの心を掴むことができなかったというのが率直な思い。次にチャンスをもらった時に必ず結果が残せるようにチャンスが来るまでいい準備をしたい」(永戸)。初陣はショックな結果に終わった新加入選手たち。この悔しさは残る国内3大タイトルで晴らすしかない。

(取材・文 竹内達也)
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