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食野亮太郎、出場機会減少の理由は?ハーツ監督「練習では特別な能力を持つことを示すが…」

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U-23日本代表MF食野亮太郎の状況について説明

 ハーツ率いるダニエル・シュテンデル監督は、U-23日本代表MF食野亮太郎の状況について説明した。地元紙『エジンバラ・イブニング・ニュース』が報じている。

 昨夏にガンバ大阪からマンチェスター・シティに渡り、レンタルでスコッティシュ・プレミアリーグ所属のハーツに送り出された食野。クレイグ・レベイン前監督の下では公式戦全試合に出場しレギュラーをつかむも、クラブが昨年11月に成績不振を理由に監督交代を決断。その後、暫定的に指揮を執ったオースティン・マクフィー氏の下では試合終盤からの途中出場が増えると、同12月に就任したシュテンデル新監督の下ではサブとしても起用されない試合も目立ち始めている。

 そんな食野の現状につながった一つの要因は、今年1月前半のU-23日本代表戦のための不在のようだ。シュテンデル監督は地元紙で「彼にとっては少しばかりか難しいと思う」と認めつつ、次のように続けた。

「彼は練習では特別な能力を持つ、ハーツに特別なクオリティーを持ち込んでくれるプレーヤーであることを示しすことがある。我々はそういったところを試合で見ることができなければならない。我々は試合に勝つためのプレーヤーを必要としているんだ。今の状況ではチームとして機能するチームが必要だ」

「リョウは日本のためにプレーし、1月の最初の2週間はここにいなかった。そういった状況だったが、我々はその対処として様々なことを試していた。彼が戻って来てからほぼ3日に1試合ペースの日程が続いている。短時間で今後数週間への取り組みに関する情報をすべて得るのは(食野にとって)簡単なことではないだろう」

 同監督の下で、ハーツの成績は今年に入ってからのリーグ戦4試合では強豪レンジャーズを撃破するなど1勝3分1敗とようやく安定するも順位表では自動降格の最下位のまま。これら試合で2月1日のセント・ジョンストン戦(3-3)での60分までの出場にとどまった食野はこの先、ドイツ人指揮官の信頼を勝ち取り、ハーツの残留に貢献できるのだろうか。

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