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昇格近づくサラゴサ、2020年初黒星寸前からの同点弾! 香川真司は復帰も前半だけで交代

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前半限りで交代となったMF香川真司

[2.29 スペイン2部第30節 ラシン2-2サラゴサ]

 スペイン2部リーグは2月29日、第30節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサは敵地でラシン・サンタンデールと対戦した。香川は左太腿の負傷から4試合ぶりに復帰し、さっそく先発に名を連ねたが、目立ったプレーができないままハーフタイムに交代。チームは後半終了間際のゴールで2-2の引き分けに持ち込み、自動昇格に向けて一歩前進した。

 第27節フエンラブラダ戦の試合途中に右足ハムストリングを負傷し、前半限りで交代していた香川。その後は2週間にわたってメンバー外が続いたが、前節のデポルティボ戦でベンチに戻ると、この日ようやく実戦復帰を果たした。

 それでも前半から中盤トップ下で孤立する時間帯が続き、なかなか良い形でボールを受けられない。時折相手のファウルを誘って攻撃の起点をつくったり、巧みなターンからカウンターにつながるロングフィードを配給したりもしたが、チームはほとんど決定機なし。そのままハーフタイムで交代となった。

 試合は後半12分、ラシンが右サイド攻撃から先制に成功。サラゴサは17分、セカンドボールに反応したMFラウール・グティがミドルレンジから豪快なボレーシュートを突き刺したが、32分にGKのファウルで与えたPKから勝ち越しゴールを許してしまう。

 2020年に入って一度も敗れておらず、最下位相手に8試合ぶりの黒星かと思われたサラゴサ。それでも後半45分、香川に代わってピッチに立ったMFアルベルト・ソロのFKからFWアレハンドロ・ブランコ・サンチェスが絶妙なバックヘッドを決め、土壇場で起死回生の同点ゴールが入る。そのまま勝ち点1を獲得。3位のアルメリアが敗れたため、勝ち点差は『5』に開いた。

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