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クロップの不満「もっと南野を…」リバプールは公式戦2連敗

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先発起用されたFW南野拓実

[3.3 FA杯5回戦 チェルシー2-0リバプール]

 FW南野拓実が所属するリバプールは3日、FAカップ(国内杯)5回戦でチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジに乗り込み、0-2で敗れた。今季リーグ戦初黒星を喫した2月29日のプレミアリーグ第28節ワトフォード戦(●0-3)に続き、公式戦2連敗。ユルゲン・クロップ監督は無得点の攻撃面に関し、前線の南野をもっと使うべきだったと不満を感じているようだ。イギリス『メトロ』が伝えている。

 クロップ監督は中2日のこの試合でスタメン7人を変更。南野を3トップの中央で起用したほか、18歳DFネコ・ウィリアムズ、19歳MFカーティス・ジョーンズなど若手選手が名を連ねた。しかし、前半13分にチェルシーのMFウィリアンに先制弾を奪われると、後半19分にはMFロス・バークリーに追加点を献上。攻撃も不発に終わり、0-2の完封負けとなった。

 試合後、インタビューに応じたクロップ監督は周りの選手が南野をうまく使えなかったと不満を語り、ウィリアムズがその1人だったことを認めている。

「タクミは本当に良い試合をした。我々はもっと彼を使うことができた」

「ネコ(・ウィリアムズ)が1回か2回、ボックス内で完全にフリーだった彼を見ていれば、多かれ少なかれクロスを送っていた。彼が南野を見ていたなら、貢献することができただろう」

 また、「チェルシーは全力を尽くして守り、実際に体を張っていた」と相手のタフな守備を称え、「得点できなかったためにゲームは0-2で終了し、敗退となった。これは我々が望んでいたのと反対のことだ」と悔しさを表した。

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