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リオ・ブランコECとプロ契約のMF神田凜星は後輩の選手権Vに刺激。若手中心のチームで「負けずにグイグイ行きたい」

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左からリオ・ブランコECのサンドロGM、パラガ監督、神田凜星、アキ&デシデリオスポーツマネジメントの安芸・アレシャンドレ代理人

 ブラジル・サンパウロ州2部のリオ・ブランコECとプロ契約を結んだMF神田凜星(19、静岡学園高出身)は、契約前から新たな環境での生活をスタートしている。リオ・ブランコECに合流してすでに2週間。神田は昨年所属していたアトレチコ・ゴイアニエンセ(ブラジル・セリエB)のU-20チームと比較し、「みんな技術レベルが高い。凄く良いチームです」と印象を口にする。

 リオ・ブランコECは最年長でも23歳という若いチーム。神田の他は全てブラジル人で、全員が上を目指してギラギラした雰囲気なのだという。その中で「負けずにグイグイ行きたい」と神田。まだ合流してから期間は短いが、自信は「ある」。ポルトガル語でコミュニケーションを取る神田は、ポジションを争うMFマテウスらライバルに負けずにピッチでアピールしていく考えだ。

「他の選手が持っていないところで、『できる』と違いを見せればチャンスは来る。フィジカルは(U-20チームと対戦した昨年と比べて)全体的にレベルアップしている。かわしながら上手くやりたい」と口にした。神田の身長は154cmと日本人の中でも非常に小柄。だが、静岡学園やブラジル1年目で磨いてきたテクニックとインテリジェンス、そして“人とは違う”スルーパスやテンポ、アイディアを駆使してチャンスを掴む。

 3月11日にリオ・ブランコECとプロ契約を結び、「ここで自分は初めてプロ契約をして、(プロとしての)キャリアが始まるので楽しみです。さらに上を目指して、楽しみながらやっていきたい」と気持ちを新たにした。静岡学園高の大先輩、カズことFW三浦知良(横浜FC)に続くブラジルでのプロ契約。また、母校の全国高校選手権優勝も大いに刺激となっているようだ。

「日本に帰国している時に良いものを見れた。もっと自分もやらないといけないと感じさせられました。嬉しかったけれど、(自分も日本一を目指していたので)嫉妬心もあります。でも、あれ(選手権優勝)は、努力した子しか掴めない。(静岡県予選準決勝で敗れた)自分たちは何かが足りなかったから」。1月半ばから約1か月間、母校でトレーニング。日本一の努力をして日本一になった後輩たちに負けないように、ブラジルで誰よりも向上心を持って、誰よりも努力してより高い評価を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎、写真提供=アキ&デシデリオスポーツマネジメント)

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