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元カーディフMFが35歳で死亡…ラムジーも悲しみの声「若すぎるよ」

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13-14シーズンにピッチで再会したMFアーロン・ラムジーとMFピーター・ウィッティンガム(写真右)

 カーディフで公式戦通算459試合98得点の実績を持つ元U-21イングランド代表のMFピーター・ウィッティンガムが19日、死亡したことが分かった。35歳だった。古巣のカーディフは同日、公式サイトに「われわれは悲しみに暮れている」と声明を発表した。

 カーディフ出身のウィッティンガムはアストン・ビラでユースキャリアをスタート。バーンリー、ダービー・カウンティへのローン移籍を経験しながらも4年半でプレミアリーグ合計56試合に出場した。

 2006-07シーズン途中には地元のカーディフに移籍。合計11シーズンでプレミアリーグ32試合、チャンピオンシップ381試合に出場し、計85ゴールを挙げた。07-08シーズンにFAカップ、11-12シーズンにリーグカップでそれぞれ決勝戦を経験し、12-13シーズンにはプレミアリーグ昇格に貢献。レジェンド選手として親しまれていた。

 17-18シーズンからはリーグ1降格で苦しんでいたブラックバーンで初めて3部リーグを経験し、チャンピオンシップ昇格に貢献。それでも翌18-19シーズンは出場機会がなかなか訪れず、シーズン終了後に契約満了となっていた。

 イギリス『ガーディアン』によると、ウィッティンガムは今月7日午後10時ごろ、地元のパブで自ら転倒。頭部に外傷を負って入院していた。本人のプライバシーを尊重し、容態は詳しく明かされていなかったが、19日になって古巣のアストン・ビラやカーディフが死亡したことを公表した。

 カーディフのユース出身で共にプレーした経験もあるユベントスMFアーロン・ラムジーは19日、自身のインスタグラムで「あなたの翼のもとに連れていってくれて永遠に感謝している。あなたは自分が一緒にプレーした中で最もテクニカルで、最も才能のある選手の一人だった。左足は魔法使いの杖のようだった」と回顧。「僕の思いと祈りはあなたの家族とともにあります。どうか安らかに。若すぎるよ」と別れを惜しんでいる。

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