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フランス代表指揮官デシャン、恩人イダルゴの死を偲ぶ「いつも親切な方だった」

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ディディエ・デシャン監督が名将の死を偲ぶ

 フランスにEURO初制覇をもたらした名伯楽、ミシェル・イダルゴ氏が26日、マルセイユ市内で息を引き取った。享年87歳。

 かつての代表指揮官の訃報を受けて、現フランス代表監督ディディエ・デシャンがコメントを発している。

「26日当日、私はミシェルがこの世を去ったと知った。彼がフランスを率いていたとき、本当に素晴らしい内容の試合をしていた。彼が具現化した素晴らしいフットボールに、思春期の私は夢中になったよ」

「フランスが国際舞台で成功を収めたのは、間違いなく彼の業績によるところが大きい。その後、ビッグタイトルを獲得する礎となった」

 デシャンはマルセイユに在籍していた頃、ディレクターであるイダルゴ氏とつながりがあった。その時のことを「個人的に私はマルセイユ時代とてもお世話になった。良いときも悪いときも、ミシェルは私含め周囲に対していつも親切な方だった。本当に人格者で、いまだにその時のやさしさが印象的だよ。心からお悔やみを申し上げたい」と振り返っている。

 フランス代表では1976年~1986年まで率いて、ワールドカップでは1982年スペイン大会でベスト4進出。EURO1984では、フランスに初の欧州王者のタイトルをもたらした。

 現フランス代表指揮官デシャンにとっても、偉大な指導者であり、恩人であるイダルゴ氏の他界はショッキングなニュースだったようだ。
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