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「恥ずかしい」コロナ規制無視のアストン・ビラ主将が謝罪…クラブは断罪&罰金科す

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アストン・ビラ主将MFジャック・グリーリッシュが謝罪

 アストン・ビラのMFジャック・グリーリッシュは、新型コロナウイルス感染拡大の中、自宅待機を命じる政府の指示に従わず、外出したことを謝罪した。

 現在、世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルス。30日時点で感染者2万2000人、死者1400人を出すイギリスでは、外出禁止が敷かれるなど感染拡大阻止に向けて厳格な措置を取る。この影響はフットボール界にも及び、クラブ活動は実質的に停止し、選手は自宅待機の状態が続いている。

 そんな中、アストン・ビラの主将グリーリッシュは、自宅待機の指示を無視し、週末の間友人と会っていたようだ。さらに29日、オンライン上には同選手の所有するレンジローバーがディケンズヒース地区で2台の駐車中の車とクラッシュする画像が出回っており、捜査が開始されている。

 この問題が起きる前日28日に自身のソーシャルメディアで家にいるように求める動画を投稿していたグリーリッシュは30日、『Twitter』で「やあ、みんな、週末に起きたことでどれだけ深く恥ずかしい思いをしたかをこのビデオメッセージの中で伝えたい」と動画を投稿し、謝罪した。

「長期にわたって自宅待機を余儀なくされ、みんなにとってタフな時間であることはわかっている。僕は友だちから外出しようと誘われて、バカみたいに乗ってしまった。僕がやったような過ちをみんなにしてほしくはないから、みんなは家にいて、規則やガイドラインに従うよう強くお願いしたい」

「みんなが僕の謝罪を受け入れ、ここから前に進められると願っている。近い将来、僕たちみんなが外に出られて、再び楽しめる日が来るはずだ」

 一方で、所属先のアストン・ビラは、グリーリッシュの件に関しての声明を発表。そこには「1人の選手が政府の指示を無視したことにひどく失望している。主将のジャック・グリーリッシュは自身の過ちを認めた。彼は全員が従うべき政府の指示を破った」と断罪。

 続けて「選手は罰則を受け、バーミンガムの大学病院チャリティへの寄付となる罰金を科される」と同選手への処分を発表している。

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