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チッチが“ブラジルのデ・ブライネ”になれると期待する2人の若手選手とは?

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ブルーノ・ギマランイス

 ブラジル代表のチッチ監督が、同国出身2人の若手選手に大きな期待を寄せている。

 2016年からブラジル代表を率いるチッチ監督。ロシア・ワールドカップではベスト8敗退を喫したものの、母国開催となった2019年コパ・アメリカでは、圧倒的な強さで優勝。これまで欧州でプレーする選手だけでなく、母国でプレーする選手を積極的に招集しつつ、チーム作りを進めている。

 そんなチッチ監督だが、現在のチームには「最終ラインと前線をつなぐ選手が欠けている」と言及。そして、2人の東京オリンピック世代の選手に大きな期待を寄せた。

「我々は現在、中継できるMFが欠けているね。過去を見ればファルカオ、現在では(ケビン)デ・ブライネのような選手だ。カゼミロを助けるために深い位置でプレーするときもあれば、より高い位置でスピードとリズムをもたらすためにプレーができるね」

「リヨンと契約したばかりのブルーノ・ギマランイスは、オリンピック世代のU-23最高の選手だった。非常に大きな可能性を秘めているし、(デ・ブライネのように)なれるかもしれない。また、ミランでプレーする(ルーカス)パケタもそうだね」

 最後方にはアリソンやエデルソン、最終ラインにはチアゴ・シウバやマルキーニョス、最前線にはネイマールやフィルミーノと、各ポジションに世界トップクラスを抱える“セレソン”。中盤の布陣も盤石には思えるが、チッチ監督は若手2人へ“ブラジルのデ・ブライネ”になることを期待しているようだ。
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