beacon

ユーベ退団説浮上のC・ロナウド、西紙が予想する2つの移籍先とは?ある条件も指摘

このエントリーをはてなブックマークに追加

 先日イタリアメディアでユベントス退団の可能性が伝えられたFWクリスティアーノ・ロナウドだが、スペイン『マルカ』は移籍先になり得る2つのクラブを挙げた。

 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。特にイタリアでは感染者は10万人を超えるなど甚大な被害をもたらしており、終息のめどはたっていない。サッカー界も多大な影響を受けており、複数クラブの選手の感染も確認。セリエAは5月上旬の再開を目指しているが、イタリアサッカー選手協会(AIC)のダミアーノ・トンマージ会長は「再開は非現実的」とし、このまま今シーズンを中止せざる終えない可能性を示唆した。

 パウロ・ディバラら複数選手の感染を発表しているユベントスだが、現在全選手が自宅隔離中。試合がないために放映権、マッチデー収入がストップし、経済的に大きなダメージを受けている。先日には「3月、4月、5月、6月の報酬を削減する」とし、ファーストチームの選手やスタッフのサラリーを一時的にカットしたことを発表。およそ9000万ユーロ(約110億円)程度を節約することになっている。

 しかしイタリア複数メディアは、財政的に苦しい状況が続くユベントスが、3100万ユーロ(約37億円)を受け取るC・ロナウドを放出せざるを得ないと指摘。本人の意志ではなく、クラブの経済的な事情で退団する可能性があると伝えている。

 そして『マルカ』は「もし移籍するのであれば選択肢は多くない」とし、パリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスター・ユナイテッドの名前を挙げた。両者とも「財力に余裕がある」こと、そしてその他の要因も抱えていると分析している。

 マンチェスター・Uは、2003年~2009年までプレーし、チャンピオンズリーグやプレミアリーグ制覇を経験したC・ロナウド。同紙は「未だアイドルであり続けている」ことから、選択肢の1つになると伝えた。

 一方PSGだが、「資金力があり、過去にスターを獲得してきた実績がある」と言及。しかし「もし獲得するのであれば、ネイマールかキリアン・ムバッペを手放す必要があるだろう」と指摘している。

 なお、古巣レアル・マドリーは「すでにポルトガルのアイコンから手を引いた」とし、バルセロナは「偉業を達成し得る財力はない」と言及。またバイエルンやその他プレミアリーグ勢にも難しいと指摘し、上記の2クラブしか可能性はないと綴っている。

 新型コロナウイルスの影響で先行きは不透明な状況が続いているが、現在もサッカー界の頂点に君臨する35歳の去就に注目が集まっている。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP