2位につけた勝ち点差は25。プレミアリーグで歴史的なシーズンを送るリバプールだが、リーグが新型コロナウイルスの蔓延で中断中。優勝確定まであと2勝と迫るが、幻に終わる可能性も出てきている。

　しかしこのイレギュラーすぎる現実を、選手たちも受け止めざるを得ない様子だ。『ESPN』によると、『トークスポーツ』に答えたFWサディオ・マネは「何が起きたとしても受け入れる」と話している。

「僕としては試合に勝ちたいし、トロフィーが欲しい。それこそ僕の愛するものだから。だけどこの状況だ。何が起きたとしても受け入れるよ」

「リバプールにとっては辛い局面だけど、でも世界中ではもっと辛い目にあっている人が数百万人といる。家族を失った人だっている。もっと難しい状況なんだ」

「だけど僕にとっては、優勝は夢だったし、今年優勝したい。もし叶わなかったとしても受け入れるけどね。それも人生の一部だ。来年優勝できることを望むよ」

　ただし欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は先日、リバプールがイングランド王者にならないことは「ありえないことだ」とコメント。欧州ではベルギーが残りシーズンを中止し、中断時点で首位だったクラブ・ブルージュの優勝を決定している。

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