アーセナルがスタッド・ランスのDFアクセル・ディサシに関心を寄せていることが『Goal』の取材でわかった。

　リーグ・アンが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断するまで、5位と健闘し、リーグ最少失点を誇るランスの中で公式戦32試合でプレーするディサシ。22歳の若手センターバックとして注目を集める同選手には、ウェスト・ハムやサウサンプトンのプレミアリーグ勢が興味を持つ。

　スタッド・ランスとの契約が来夏に満了を迎えるディサシは、クラブからの契約延長オファーを拒否したことがわかっており、今夏に売却されることが濃厚。これを受け、22歳のフランス人DFをインテリジェントで、イングランドフットボールに通用するだけのフィジカルの強さがあると評価するアーセナルは、公式にフランスのクラブに接触し、交渉を始めるための準備に入ったようだ。

　なお、スタッド・ランスは、ヨーロッパ中が興味を示すディサシの移籍金として、1500万ユーロ(約18億円)を求めると予想されている。

　アーセナルのセンターバック陣では、DFダビド・ルイスとDFソクラティス・パパスタソプーロスが夏を過ぎれば契約期間が12カ月を切り、フラメンゴから期限付きで加入するDFパブロ・マリの将来は不透明。重傷を負ったDFカラム・チェンバースも復帰は冬以降になる様子。昨夏に契約して現在サンテティエンヌでプレーするDFウィリアム・サリバは今夏に加入するものの、ミケル・アルテタ監督にとってこのポジションは重要な補強ターゲットだ。

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