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岡崎慎司のeスポーツ国際大会2戦目は大敗「岡崎で岡崎のゴールができなかった」

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FW岡崎慎司がeスポーツ大会に挑む

 サッカーゲーム「FIFA 20」を使用したeスポーツの国際親善試合「StayAndPlay eFriendlies」の第2試合目が22日に開催された。日本代表はチャイニーズ・タイペイ代表と対戦。第2戦ではウエスカFW岡崎慎司が0ー3で敗れ、第1戦(○2-1)と合わせ、日本は2ー4で敗戦した。シンガポール代表との3試合目は24日午後7時(日本時間)に行われる。

 同大会は家の中でサッカーを楽しむという趣旨のもとで開催が決定。元は国際サッカー連盟(FIFA)の主催となっていたが、技術的な問題により中止となり、FIFAの公式チャリティーイベントではなく、アジア4か国・地域による「StayAndPlay eFriendlies」として実施することになった。

 開催は21日から24日までで、日本、マレーシア、チャイニーズ・タイペイ、シンガポールの総当たり戦で順位を決定する。各国のサッカーe代表選手と現役のサッカー選手や著名人がタッグを組んで、日本はサッカーe日本代表ナスリと岡崎が参加。21日の第1試合・マレーシア代表戦はナスリが2-0で、岡崎が4-3で勝利し、2戦合計6-3で初戦白星スタートを切った。

 日本は22日の第2試合でチャイニーズ・タイペイと対戦。試合は第1戦と第2戦の合計で行われ、第1戦のサッカーe日本代表のWeb Nasri(ウェブ・ナスリ/鹿島アントラーズ所属)は2-1で白星を飾る。2戦合計の勝敗は第2戦の岡崎に委ねられた。

 岡崎はウエスカを操り、対するサッカー・チャイニーズ・タイペイU-18代表のベンソン・リンはドルトムントを使用。岡崎は冷静に試合を運ぶが、前半20分に失点を喫する。終始守備に奔走する岡崎だが、さらなる失点は許さない。一瞬の隙を突き、フライスルーパスからカウンターを仕掛けるも、同点には追いつけず。前半を0-1で折り返した。

 後半は序盤から拮抗状態が続き、岡崎は後半12分にシステムを4-5-1から4-4-2に変更。サイドのクロスから中2枚の空中戦で同点弾を狙う。しかし後半23分に再び失点。相手のカウンターを止めきれず、点差を広げられた。さらに同32分には3点目を食らい、0-3となった。

 試合はそのまま終了し、岡崎が操るウエスカは0ー3の敗戦。ナスリが第1戦で2ー1で勝利していたが、2戦合計2ー4で黒星を喫した。

 岡崎は試合後のオンラインインタビューに答え、「試合で負けたときと同じくらい悔しい」と気持ちを明かす。「ゲームやっていていつも思うところで、崩しのアイデアが足りないというのがモロに出ていた」と振り返った。

 第1試合目で実現できた得点は不発に終わり、「岡崎で岡崎のゴールができなかったのでそこが悔しい」と肩を落とす。24日の次戦・シンガポール戦について「1日休みがあるって僕にとっては大きい。実際のスポーツと似ていて結構疲れる。心臓が痛くなるような変な緊張があるので」と語り、「見ているファンの人も岡崎どうしたってなるのも悔しいので、挽回できるように頑張ります」と意気込んだ。

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