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メッシも例外ではない…ヘンダーソンが守る“闘将”の教え

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FWリオネル・メッシとMFジョーダン・ヘンダーソン

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦でバルセロナFWリオネル・メッシと初めてピッチ上で対峙したリバプールMFジョーダン・ヘンダーソンだったが、試合後にユニフォーム交換を申し出ることはなかった。そこには、ある理由があったようだ。英紙『ミラー』が伝えている。

 昨年5月1日にカンプ・ノウで行われた欧州CL準決勝第1戦。前半26分にFWルイス・スアレスの得点で先制したバルセロナは、後半30分にメッシが加点してリードを広げる。さらに同37分にはメッシが鮮やかな軌道を描く直接FKを叩き込み、バルセロナが3-0の快勝を収めた。

 この試合の前半24分から出場から出場したヘンダーソンは、メッシと初めてピッチ上で対峙。「『オーマイゴッド、彼だ』とは思わなかったけど、テレビで見たときとは違うプレーをするに違いないと思った」と当時を振り返ると、メッシが直接叩き込んだFKには脱帽したようだ。

「彼のFKでの得点は今でも信じられないよ。アリ(GKアリソン)がどれだけ優れているか話したけど、メッシはアリが止められないコースにシュートを入れたんだ。パーフェクトだったね」

 しかし、初対戦したメッシとユニフォーム交換はしなかったようだ。そこには理由があった。「ユニフォーム交換を頼んだことがないよ。サンダーランドにいたときにロイ・キーン(当時監督)から、『誰かにユニフォーム交換を頼むのは、その選手に恐れを抱いているように見える』と言われたんだ」。そう話したように、かつてマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンを務めた“闘将”からの教えを守っているという。

 自らユニフォーム交換を申し出ないというヘンダーソンだが、同じ試合で対戦した元チームメイトであるL・スアレスからの申し出には応じたようだ。「ルイスはいい奴で、一緒にプレーしていたというジェスチャーとしてユニフォームをくれたんだ。彼が僕のユニフォームをどうしたかは知らないけどね」と語っている。

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