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加入当初を振り返ったチェルシーFW「誰も自分に気付いてくれなかった」

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チェルシーFWクリスティアン・プリシッチ

 FWクリスティアン・プリシッチは2019年夏にチェルシーへ加入した際、自らの存在感の小ささに悩んでいたようだ。ポッドキャスト『13&ME』で「誰も自分に気づいてすらくれなかった」と明かし、最初のシーズンはロッカールーム内で尊敬を得なければならなかったと語った。

 アメリカ出身のプリシッチは今季、ドルトムントからチェルシーに完全移籍で加入。新型コロナウイルスで試合が中断するまでの間、一時は怪我に悩まされながらも公式戦23試合6ゴールという成績を残している。そんな21歳は移籍当初を次のように振り返った。

「僕がバスに乗ったら、ちょうど彼らも到着したところだった。みんな半分ぐらい寝ていて、僕はバスに座ったんだけど、誰も気づいてすらくれなかった。誰も何も言わなかったんだ。一人か二人ぐらい『こんにちは』と言ったぐらいで、『ここで何が起こっているんだ……』と思ったよ」。

 ペリシッチは加入当時、アメリカ代表として出場したCONCACAFゴールドカップを終えたばかり。オフは1週間しかなかったが、すぐに練習がスタートしたという。一方、チームは日本でプレシーズンツアーを終えており、関係性が構築されつつあった中、存在感を示すための努力が必要だったようだ。

「最初の数日は緊張したよ。新しいチームに移るときの気持ちはわかるだろう」と切り出したペリシッチは「彼らはフィールド外ではいい人たちだけど、尊敬を得るためにはフィールド上で能力を示さなければならない」と回顧。「本当に良いトレーニングをして、いくつかのゴールを決めて、いいプレーやアシストをしたら、彼らのほうから話しかけてくれて、彼らのリスペクトを得ているのを感じた。それが3日目かな」と振り返った。

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